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若槻さんのプロフィール

小原先生の注釈
山の麓の里の目標となっている薄紅葉よ、我が宿の紅葉でなく、よその紅葉ではあるが、吹く夕嵐に散りはしないかと惜しまれることである。

小原先生の解説

紅葉を愛され、散るのを惜しまれる心持の歌。しかもこの紅葉は、里の目標になっている程の立派な紅葉であり、大切な紅葉であろう。また、目立つ大樹であろうか。夕べの嵐が吹いて、散りはしないかと惜しい気持ちになると言われる。「よそにもおしき」の句が一首の主要な句になっている。ここに院の御心がこめられている。この句は院の歌以外には見えない。独創的な句である。

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