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若槻さんのプロフィール

小原先生の注釈
夕涼みをしていて眺めると、寄せ来る浪に岸辺の芦の葉が乱れ、その芦の葉に止まっている蛍の数は増してくる。またそのように沖には漁火の数も多くなっていく。

小原先生の解説

隠岐の夏の夜の実景を詠まれたもので、第一句から第四句までは近景、第五句は遠景と見られる。夜の浪が寄せてくるにつれて芦の葉が乱れ、その動きによって芦の葉に止まっている蛍の火の明滅が盛んになってくる。そこに蛍の数が増してきたことが知られる。その蛍火のしきりの明滅の如く沖の漁火も浪の動きによって隠見明滅しその数も増してくる。

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