子どもの“やりたい”を全力応援！親子の絆が深まる古民家体験「とよかわの家」

“子どもに旅先ならではの体験をさせたい”

そんな時は、島根県西部・益田市にある古民家「とよかわの家」で、親子で一緒に里山の暮らしを体験してみるのがおすすめです。

体験では、地元の“料理名人たち”に手ほどきを受けながら、昔ながらの調理方法で素朴な家庭料理を作ります。

大人は懐かしさを感じる古民家も、子どもにとっては目新しい世界！

かまど、羽釜や石臼、五右衛門風呂など、触ったことのない、見たことのない道具に、目を輝かせ興味津々になるはずです。

古民家は、地元自治組織が中心となり、地域の人々が協力して改修したのだそう。温かみのある囲炉裏や家具も手作りです。

体験できるプログラムは1年を通じて4つあり、季節に合わせて変化します。シーズン以外の体験も、事前に相談すれば希望に合わせてプラスで体験OK。ほかにも、薪を割ってお風呂を焚く「五右衛門風呂体験」のオプションもあります。

＜体験内容＞
◆3月～４月／桜もちづくり
◆５月～７月／かしわ餅づくり
◆秋／益田市豊川産新米の羽釜ご飯と漬物
◆冬／豆腐づくり

古民家でのお料理体験は、親子で学べる気づきの宝庫。毎日あたり前に接する“食”について考え、見直すきっかけにもなってくれるでしょう。

たとえば、体験プログラムの「豆腐づくり」ひとつをとっても、どの工程にも手間や時間が掛かることがよく分かります。石臼で大豆を挽く作業から始まり、豆を炊いて絞り、にがりをいれて木枠で固める。

“お豆の形が変わったね。触るとどんな感じ？”

“おからも食べられるんだよ”

“いつも食べているお豆腐と味も固さも違うね”

親子で気づきをシェアすれば、楽しみながら学べる場になります。

体験中は、できるだけ作業を子どもに任せてみるのがオススメです。子どもは“自分でやる”が大好き。親に任せてもらえたことが自信や自己肯定感に繋がり、成し遂げたときの達成感も大きくなります。

実は、古民家のある豊川地区は、子どもたちの成長を支える活動に地元住人が一丸となって取り組んでいる地域。「とよかわの家」も、周辺学校の総合学習の場として利用されています。

つまり、地域のみなさんが子ども応援のプロフェッショナル。パパとママも、地域の人たちと一緒に、全力で子どもを応援するサポート役に回りましょう！

みんなで作ったお料理も、地域の人とのおしゃべりも、頑張る子どもの姿も、全部が特別な思い出になる場所。
豊かな自然に囲まれた里山の古民家には、温かい笑顔と、親子の絆が深まる時間が待っています。