II 調査結果の概要
1. 観光客入り込み数・観光消費額
(1)観光客の入り込み数と動向
平成14年の島根県の観光客入り込み延べ数は25,231千人で、うち県内からの観光客数(以下「県内客」という。)は10,533千人、県外からの観光客数(以下「県外客」という。)は14,698千人であった。
これは前年と比べると、入り込み延べ数で821千人(3.15%)の減となった。
これは前年と比べると、入り込み延べ数で821千人(3.15%)の減となった。
〈平成14年観光客入り込み延べ数〉
区分 | 総数 | 県内客・県外客別 | 宿泊・日帰り別 | ||
県内客 | 県外客 | 宿泊客 | 日帰り客 | ||
観光客入り込み延べ数(千人) | 25,231 | 10,533 | 14,698 | 2,937 | 22,294 |
構成比(%) | 100.0 | 41.7 | 58.3 | 11.6 | 88.4 |
対前年増減(%) | −3.15 | −0.27 | −5.12 | −5.07 | −2.89 |
観光客入り込み減の要因については、全国的な傾向として長引く不況や、サッカーW杯により全国的に旅行控えがあった(国土交通省「主要旅行業者50社の旅行取扱状況速報」によると国内旅行取扱額は前年に比べ3.7%減)ことに加え、県内において
こと等によるものと考えられる。
なお、観光客入り込み延べ数から算定した観光客入り込み実数は8,147千人で、うち県内は4,036千人、県外は4,111千人と推計される。
〈平成14年観光客入り込み実数〉
(1) 春の到来が早かったため、ツツジ、ボタン等の開花が例年に比べ早く、ゴールデンウィークなどの集客時に花のピークが過ぎていた
(2) 悪天候等による海水浴客やスキー客の減少
(3) 昨年より早い冷え込みにより、秋の後楽シーズンが短かった
(4) 昨年までの新規施設オープンの反動(アクアス、フォーゲルパーク等)と大規模イベントがなかった
こと等によるものと考えられる。
なお、観光客入り込み延べ数から算定した観光客入り込み実数は8,147千人で、うち県内は4,036千人、県外は4,111千人と推計される。
区分 | 総数 | 県内客・県外客別 | 宿泊・日帰り別 | ||
県内客 | 県外客 | 宿泊客 | 日帰り客 | ||
観光客入り込み実数(千人) | 8,147 | 4,036 | 4,111 | 1,816 | 6,331 |
構成比(%) | 100.0 | 49.5 | 50.5 | 22.3 | 77.7 |
対前年増減(%) | −2.76 | −0.15 | −5.19 | −5.42 | −1.97 |
〈観光客入り込み数の推移〉
〈月別観光客入り込み状況〉
目次|調査の概要|調査結果の概要【1. 観光客入り込み数・観光消費額|2.県外観光客入り込み割合(発地帯別、利用交通機関別)|3.行動目的別入り込み状況|4.宿泊アンケートの調査結果】|調査結果【1.観光地別観光客入り込み数|2.県外観光客入り込み割合(発地帯別、利用交通機関別)|3.行動目的別入り込み数】|年次別推移【1.観光客入り込み延べ数の推移(H6〜H14)|2.観光地別観光客入り込み延べ数の推移(H10〜H14)〔1〕】|市町村担当課一覧