大正時代から変わらぬ温かさ。天然素材と美肌の湯を味わって

大正 12 年創業の老舗温泉宿「はたご小田温泉」。現代数寄屋造りの風情あるお宿で、地元の素材を使った料理の数々、五感を開放する貸切風呂はもとより、あたたかいおもてなしの心で、子どもから大人まで包み込んでくれるお宿です。

玄関で靴を脱いで裸足で上がるのが、はたご小田温泉のスタイル。毎日水拭きされたヒノキの床の気持ちよさを感じられます。床のコーティング剤は天然の柿渋なので、赤ちゃんがハイハイしても安心。客室の畳には本い草が使われていて、こちらも天然の気持ちよさを堪能できます。

客室は全部で6室。中2階の「菊の間」は隣り合う部屋がないので、子ども連れなど周囲を気にせず過ごしたい方におすすめです。手入れの行き届いた庭に面していて、緑を眺めながらリラックスして過ごすことができます。人気の客室ではありますが空いていれば優先してもらえるので、電話で相談することをおすすめします。

滋味深い料理には、宿がある出雲地方の食材が主に使われています。天然の調味料とおいしい水を使って素材の味がわかるように調理。米は西の横綱と評される島根県のブランド米「仁多米（にたまい）」です。

キッズメニューも素材の味を生かした調理方法にこだわっていて、宿泊客からは「いつもは残す食材も全部食べてくれた」という声も。可能な範囲でアレルギーにも対応してくれます。

温泉はメタケイ酸の濃度が高い「美肌の湯」として知られています。館内に2つあるお風呂は浴槽のタイルが印象的。「飛天の泉」は白磁に藍色の染め付けが美しく、「龍泉の湯」は青磁のタイルが張られた珍しいつくりです。備え付けのシャンプー類はすべて無添加の「シャボン玉石けん」。アレルギーのある子どもや化学成分を避けている方でも安心です。

2021年には、川沿いに貸し切り風呂「豊玉の湯」が新設されました。自慢の湯に体を預けて、川のせせらぎや檜の浴槽の香りに癒されてください。

3歳以下の子ども連れでの宿泊の場合は、ぜひ宿へ直接予約の連絡を。添い寝のみだったら子どもの料金が無料になります。