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しまね旅のススメ

島根県がファミリー旅に
おすすめの理由

とびきり美しい海や澄んだ川でのマリンアクティビティ、冬の寒さをワクワク体験に変えるウィンタースポーツ、伝統を守りながら進化し続けている伝統芸能や地域で大切に守り続けられている食の文化。島根には、子どもの五感を刺激する旅のメニューがもりだくさん!さまざまなコンテンツを、パパ、ママも一緒に楽しんでください。くれぐれも子どもたちの笑顔と真剣なまなざしを見逃さないでくださいね。そしてここ島根は“ご縁の聖地” 。いろんなご縁がつながって、いま家族でいられること、ご縁の地で感じてもらえたらと思います。島根の旅で、家族の絆がさらに深まりますように。

エリアマップ

島根県 shimane

島根県は、東西に長い県で “出雲”、 “石見”、“隠岐”の3つの地域に区分されます。「出雲大社」や世界遺産「石見銀山」が特に有名ですが、国宝「松江城」、庭園ランキング日本一「足立美術館」や山陰の小京都「津和野」、さらにはユネスコ世界ジオパーク「隠岐諸島」など、広いエリアにわたり沢山のおすすめ観光スポットが楽しめます。

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旅のエキスパートが教える、旅を楽しむためのしまね×旅育

旅を通して子どもの心と脳を育む「旅育」

トラベルナレッジ代表 村田 和子さん

旅ジャーナリスト・旅育コンサルタント

トラベルナレッジ代表 村田 和子さん

「旅行者・地域・社会が旅を通じて元気になる」をモットーに、人生や日常を豊かにする旅の提案を行う。「家族旅行・旅育」「ヘルスツーリズム」「記念日旅行」「クルーズ」などをテーマに、雑誌やwebへの寄稿、テレビ・ラジオへ出演。
旅育メソッド®を提唱し、著書に「家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ〜旅育BOOK(日本実業出版社)」。旅育に関するイベント監修や講演多数。

・公式ブログ:https://www.murata-kazuko.com/
・トラベルナレッジ:https://www.travel-k.com

「お子さんの日常では、まわりに何人の大人がいますか?」
そう問いかけると、「片手におさまる」という親御さんがほとんどです。
ライフスタイルの変化により、子どもがリアルに社会と触れ合う機会は、親の子ども時代よりも、ずっと少なくなっています。
グローバル時代にも関わらず、子どもの日常はとても狭く、子どもはそれが社会だと思いがちなのです。

また、子どもの興味や才能は、出会わなければ開花しません。
子どもが、好きなもの、得意なものと出会い、よりよい人生を歩むためには、接する世界を広げてあげることが大切です。

家族旅行は、親子で楽しみながら社会を知り、子どもの世界を広げる絶好のチャンスです。
年代や育った背景が異なる人と交わり、その経験から多様性や社会の広さを体感できます。「初めて」にチャレンジする機会も多く、達成感や自己肯定感を育むこともできるでしょう。
たった一度の経験が、子どもの夢や人生の目標につながることも少なくありません。
家族旅行をレジャーで終わらせず、子どもと様々なヒト・モノ・コトとの出会いをサポートし、「関心の芽」を育んでみませんか?

「旅育メソッド🄬」は、家族旅行を通じて、子どもの成長を育むためのコミュニケーションのヒントです。ちょっとした親御さんの心がけや工夫で、いつもの旅で子どもは大きく成長し、経験で得た「好きなものとの出会い」や「自己肯定感」は、思い出とともに、子どもの人生を支える宝物になります。

神々の国として知られる島根は、日本の歴史・文化の宝庫であり、豊かな自然にも恵まれ、
旅育のフィールドとしてもってこい。
ぜひ親子で旅をして、お子さんの世界を、そして可能性を広げてあげてくださいね。

「旅育メソッド」から学ぶ旅行の心得
1
旅の計画や準備は子どもと一緒に

旅育では、出発前の親子のコミュニケーションが大事です。親が全部決めるのではなく、子どもと一緒に旅の計画をしましょう。例えば、宿や観光地などは複数の案を用意。選んでもらうことで、子ども自身が決めた旅になり、主体的に行動し楽しむようになります。選んだ理由をしっかり聞くと、意外な子どもの好みや考えを発見する機会にもなります。

2
役割や目標を設定、褒めて成功体験に

自分らしく生きるための礎となる自己肯定感を、旅で育みましょう。小さな目標や役割を設定、できたら褒めることで、子どもの自信になります。未就学児なら「挨拶をする」「自分の荷物を持つ」など、身近なものから始めてみては?意識して行動し認められることが大事です。「ありがとう」という感謝の言葉も、人に頼られ役に立ったという誇りになります

3
旅先では家族各々で過ごす時間をつくる

家族それぞれで過ごす時間も大切にしましょう。子どもが参加できる体験プログラムを利用したり、「パパやママがやりたいプランを発表。子どもは好きな方を選ぶ」というのもおすすめです。再会すると「どんなふうに過ごした?」と会話が弾み思い出も膨らみます。子どもが自らの経験を言葉で表現する練習にもなり、親もリフレッシュの時間が持てます。

4
本物に多く触れ関心の芽を育む

旅では日常と異なる環境や人との出会いがあり、親も気づかなかった子どもの興味や関心を発見することも多くあります。「なぜ?」「どうして?」という疑問は旅育のチャンス。一緒に調べることで探究心が芽生え、「知ること、学ぶこと」の楽しさも体感できます。たった一度の経験が、子どもの夢につながることも多く、大切に育てましょう。

5
思い出を「かたち」にして記憶に残す

思い出をかたちにすることで記憶に深く刻まれ、旅の経験が日常へつながります。旅先で作った作品や、お気に入りの写真はプリントし、目につく場所に飾りましょう。見るたびに達成感や褒めてもらい「うれしかった」ことがよみがえり、心の安定や自信につながります。絵葉書を自宅に送ると消印が押され、旅の記念にもなります。

村田さん監修記事
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