ふれあう時間で気づく、生き物たちの“本当の姿”「松江フォーゲルパーク」

色とりどりの花々と、個性豊かな鳥たちに出会える花と鳥の楽園「松江フォーゲルパーク」。四季を通じて咲き誇るベゴニアなどの花々や、自然に近い環境で過ごす鳥たちの姿を間近に見ることができます。
 
愛嬌たっぷりの鳥たちと直接ふれあえるイベントも毎日開催。タカ・フクロウが空を自由に飛び回る「バードショー」「フクロウショー」や、ペンギンたちがトコトコと歩く姿に癒される「ペンギンのお散歩」は特に人気のイベントです。

展示やイベント会場の多くは温室の中にあるので、天候に左右されずに散策やふれあい体験ができます。

かわいい鳥たちと、はいチーズ！
 
園内には、ペンギン・オオハシ・ハシビロコウ・フクロウなどなど、世界中から集まった約90種類の鳥たちが暮らしています。絵本やテレビの中でしか知らなかったような珍しい鳥たちを見たり、ふれあったりする時間はドキドキとワクワクの連続！
 
「鳥のエサやり・手乗せ・膝乗せ体験」は、小さな子どもも楽しみながらふれあい体験ができます。生き物に興味のある子なら、お気に入りの鳥を見つけてもらい、親子で一緒に観察してみるのがオススメ。
 
花や鳥と並んで写真が撮れるスポットも多いので、思い出に残る一瞬をたくさん撮影してくださいね。

子どもの視点が教えてくれる、身近な自然の不思議「宍道湖自然館ゴビウス」

島根県の川や、宍道湖・中海に生息する生き物を観察できる、地域に特化した水族館です。子どもが思わず水槽に走り寄りたくなるような、工夫いっぱいの展示が魅力。

周辺地域の幼稚園・小学校などの体験学習の場として利用されることもあり、子どもが自分の目で見て、考えて、発見するプロセスもしっかりとサポートされています。

「あそびっ湖 まなびっ湖 ひろば」にある3段階の大型タッチプールは、実際に生き物にさわり、真下から観察もできる、遊びと学びのスポットです。通常はザリガニが水槽にいますが、期間限定で珍しい魚が登場することも。パパ＆ママにとっては懐かしい、子どもにとっては新しい体験を、親子で共有できます。

発見を、みんなでシェア

県内の自然環境が忠実に再現された常設展示では、生き物や環境への好奇心が自然と惹き起こるよう、子どもの興味段階に合わせて学べる展示が用意されています。

小さな子どもでも間近で魚を観察できる「ヘルメット水槽」も、そのひとつ。水槽の中へ顔を入れれば、気分はもう“お魚さん”！水中遊泳を楽しむように、魚たちの姿を追いかけられます。

子どもの目線でじっくりと観察するから、子どもの視点ならではの発見が生まれる。大きさ・色・形・泳ぎ方など、気が付いたこと、不思議なことを親子でシェアしてみると、より面白い発見ができるかもしれません。

自然と生命の豊かさを五感で楽しむ場所「三瓶自然館サヒメル」

動物・昆虫・化石・天体・地形・環境など、三瓶山をはじめとする島根県の自然に関する幅広い知識を、楽しみながら学べる施設です。

さわれる展示、クイズコーナー、プラネタリウム、天文台といった、見るだけでなく、体感できる多彩なプログラムが用意されているのも特徴。いろいろな視点から、自分の力で考える面白さを体験することで、子どもの好奇心や探究心を育みます。

2020年6月のリニューアルでは、子どもたちの五感を刺激するキッズスペース「ふしぎの森であそぼう！」が登場。森をモチーフにした部屋では実物を見たり、さわったりして自然を学ぶことができます。

なぜ？が生まれる、ワクワクがいっぱい

施設周辺には、三瓶山の豊かな自然が広がっているので、展示を見たあとにフィールドワークへ出掛けてみるのもオススメです。自然の中で見つけた“なんだろう？”にも、専門知識をもった学芸スタッフさんが答えてくれますよ！

親子で参加できる、ワークショップや季節ごとのイベントも、土日祝をメインに開催されています。定期イベントの「サヒメルきっずサンデー」をはじめ、「さんべの森たんけんたい」や、葉っぱや木の実を使った工作教室など、小さな子ども向けのワークショップも充実。

毎週土曜の夜には、本格的な天体望遠鏡で観察する「天体観察会」もあり、一日を通して自然に親しむ体験ができます。

家族みんなで朝活！山頂でとっておきの朝食体験「天空の朝ごはんin三瓶山」

「天空の朝ごはんin三瓶山」は、どこまでも広がる絶景を眺めながら、地元の飲食店が手掛ける美味しい朝食がいただけるイベントです。4月～11月の期間中、月1回で開催されています。

国立公園三瓶山にある大平山の山頂が朝食の会場となるため、山頂付近まではリフトを使い登っていきます。行き道は、少しずつ色を変える空に輝く星を見上げなら。帰り道は、明るい陽射しが降りそそぐ山々を見渡しながら。行き帰りのリフトも、ドキドキの冒険気分を味わえる、お楽しみの時間です。

リフトを降りて5分ほど歩けば、大平山の山頂に到着。展望テラスで朝の凛とした空気に包まれながら、朝焼けに染まる壮大な景色を満喫しましょう！

爽やかな空気を、胸いっぱい吸い込んで。

美しい景色を見たあとは、お待ちかねの朝食タイム。朝日に照らされるテラスで、地元人気店の美味しい食事をいただきます。

＜月・木曜 開催＞
地元の人気店と手掛ける、パン、コーヒー、スープの朝ごはんセット
※小学生以下には、コーヒーの代わりにジュースが用意されます。

＜土曜日 開催＞
希少な「三瓶米」を使った「山の駅さんべ」のカレーライス、三瓶高原茶

山頂で食べる朝ごはんは、目に映る景色も、感じる風や匂いも、聞こえる音も、いつもとは全く違います。思い出にのこる“とっておきの朝食体験”で、旅先ならではの朝活はいかが？

不思議がいっぱいの磯遊び見る・さわる・考える。ツアー「磯de水族館」

島内にある天然の砂浜や磯の浅瀬などで、隠岐の海に暮らす生き物たちを探して・観察する、約2時間の自然体験ツアーです。

子どもにはライフジャケット（4歳以上対象）、夏期以外はウェダーの貸し出しがあり、知識豊富なガイドさんと一緒に磯遊びができるので、海のアウトドアに不慣れな場合も安心です。水にぬれてもよいマリンシューズは持参が必要です。

箱メガネを使って水中観察をしたり、網で生き物を捕まえたり、透きとおる美しい海は、まさに天然の水族館。

透明度バツグンの海で、ありのままの自然環境に触れる

ツアーのハイライトは、捕まえた魚や貝、見つけた石や流木を使ったオリジナルの水族館作りです。

“お魚はどんな顔してる？”
“この石は面白い形だね！”

ぜひ親子でたくさん会話をしながら、水槽の中に水族館を作ってみてくださいね！捕まえた生き物は海に戻します。また、貝殻や砂は小瓶に入れて持ち帰りもOK。思い出に残るお土産としてもオススメです。

小さな魚やカニなどお馴染みの生き物はもちろん、図鑑やテレビに登場する珍しい生き物たちも実際に見て・触ることで、子どもの好奇心が刺激されます。パパ・ママも童心に帰って、親子一緒に磯遊びをしてみませんか？

気分はまるで海中探検？隠岐の生き物をいざ発見「海中展望船あまんぼう」

半潜水型の展望船に乗って、海上や海中から隠岐の自然や生き物を観察するアクティビティです。隠岐の海士町にある菱浦港（ひしうらこう）から出港し、あまんぼうからでしか正面で三体揃った姿を見ることができない名所「三郎岩」をはじめとして、約50分かけてガイドの案内と共に隠岐の海を巡ります。

船内からは、隠岐のウミウやカモメ、また春には海上を低空飛行するトビウオの姿を見れることも。船の旅を楽しみながら、美しい海と豊かな生態系を肌で感じられるのも魅力のひとつです。

観察スポットでは海中展望室に移動し、海の中の様子を間近で見られるので、小さな子どもと一緒でも気軽に水中散歩が味わえます。

一面コバルトブルーの世界。ドキドキの海中探検へ！

海に潜って観察すると、新たな興味や気付きが生まれるきっかけになります。発見したこと、不思議に思ったことを親子で共有すれば、より学びを深める体験ができるでしょう。

同行する船内ガイドさんが、魚・海藻・地形などのマメ知識を教えてくれて、船を降りるころには、海がもっと好きになっているはず。小さな子どもから、おじいちゃん・おばあちゃんまで、家族みんなの思い出に残る体験を楽しんでくださいね！