H20年9月からH21年3月まで放送された、NHK連続テレビ小説「だんだん」は、マナカナこと三倉茉奈さんと三倉佳奈さん演ずる双子姉妹の固い絆が、家族やふるさとの人の輪へと広がっていく壮大な「縁結びの物語」でした。ドラマの余韻を胸に、舞台となった島根を訪ねてみませんか?
ドラマに登場する松江・出雲の美しい風景をご紹介します。
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ドラマに関連する特産品や伝統工芸品、グルメ情報などをご紹介します。
島根県出雲市出身の竹内まりやさんが作詞・作曲も手がけたのが、「だんだん」の主題歌『縁の糸』。
”さまざまな人や物事との出会いは、すべてご縁と呼ばれるもので成り立っている”という竹内まりやさんの想いが込められており、聴いた誰もが元気になるような、楽しくて心あたたまる曲です。
『縁の糸』(2008年11月26日発売)
竹内まりやさんのオフィシャルサイト>>
<俳優・女優さんと共演して思ったこと・感じたことは?>
-- 撮影前は皆さんとてもなごやかな雰囲気なんですが、いざ撮影が始まりカメラが回ると、そこですぐに役者としてのスイッチが入るんです。その様子を肌で感じながら、”ああこうやって気持ちを切り替えるんだ”とか、”こんなふうに緊張感を保てばいいんだな”ということを教えていただきました。私はと言うと、もちろん緊張しましたが、歌を歌う役だったので、楽しみながらいつも通りの姿で撮影に臨むことができました。
< 出演者の方々との交流は? >
-- 佐川満男さんや吉田栄作さんとも一緒に演奏でき、貴重な体験ができました。こうした事がきっかけで、その後も交流させていただいています。
< 六子さんが選ぶ島根のおすすめスポットは? >
-- 私が大好きな島根の風景は、松江市島根町大芦の海。夕日が波に反射してきらきら輝いているのを見ていると、つらいときや悩んだときに心が癒されます。私にとって特別なスポットですね。また、「こんにちは」と「こんばんは」の間、”ばんじまして(夕暮れ時のあいさつ)”の時間帯の空は、とてもきれいで風情があっておすすめです。
「だんだん」の中では、島根のいろいろな風景が登場します。ドラマをご覧になる方には、双子の姉妹がこの先どう成長していくのか、その過程はもちろんですが、ドラマに登場する島根の風景も観て欲しいですね。
< 「だんだん」に出演して感じたことは? >
-- 1カットの撮影に数時間かかったり、夜の撮影はとても寒かったり、大変なこともありました。でも、そういったことを通して、ドラマを作り上げる皆さんの熱意を感じ、また自分が参加できることにとても感謝しています。私自身、さらに人とのつながりが増え、多くの方と”縁”を結ぶことができました。この経験を生かし、今後は”チャコ”ではなく”六子”として知ってもらい、多くの方に歌をとどけていきたいと思います。
< DATA > - - - - - - - -
【六子(ろこ)】
島根県松江市出身。
中学生の頃から、地元の松江駅周辺で路上ライブを開始。
現在、山陰を拠点として活動中。
六子さんのオフィシャルサイト>>
「だんだん」は出雲弁を代表する言葉。 元は江戸時代に京都の遊里で使われていたあいさつ言葉だったそうです。『おおきに、だんだん、ありがとう』から『おおきに』と『ありがとう』が抜け落ちたものではないかと言われています。現在、使われているのは出雲や伯耆地方(鳥取県西部)だけです。
「だんだん」の良いところは、何回も重ねて表現できること。「だんだんだんだん、だんだんだんだん」と重ねるほど、感謝の気持ちを表せる温かい言葉です。
現在でも様々な出雲弁が使われていますが、そのうち代表的なものなど一部をご紹介します。
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