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主な受入れエリア

江戸時代の面影を残す城下町 松江

松江城周辺は旧跡や観光施設が集積しており、班別自主研修に最適なエリア。城下町松江を歩いて江戸時代の歴史・文化に触れてみましょう。


現存天守12城の1つ
国宝 松江城

2015年7月に国宝に指定された松江城は、1611年(慶長16年)、松江開府の祖・堀尾吉晴が5年の歳月をかけて築城しました。堀尾氏2代、京極氏1代、松平氏10代の居城で、城下町松江のシンボルとなっています。全国で現存する12天守の一つで、山陰で唯一残る天守は、附櫓(つけやぐら)を加えた複合天守で外観4重地上5階、地下1階となっており、最上階は望楼式で、下見板張りの壁や狭間、石落としなど実戦本位の体裁に、桃山風の荘重雄大な姿を伝えています。最上階の望楼からは、360度にわたって松江の街並みが見下ろせます。

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ぐるっと松江堀川めぐり

国宝松江城を囲む内堀・外堀を約50分でめぐる遊覧船。築城当時に造られ今も姿を残している掘割は全国的にも珍しく、堀を一周できる遊覧船は全国で唯一ここだけ。コースの中には自然や歴史について学べるエリアや、船の屋根を下げて低い橋をくぐる、名物の「屋根下げ」が体験できます。

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塩見縄手

松江城北側のお堀端の中で最も江戸時代の風情が残る通りです。名前の由来は諸説ありますが、かつて松江藩中老「塩見小兵衛」の屋敷があったことと、細くのびる一本道を「縄手」と言うことから名付けられました。東西へ約500mに渡る道には小泉八雲記念館などが並び、堀川沿いには時を経た老松が連なります。この通りは、松江市伝統美観保存地区に指定され、「日本の道100選」に選ばれています。

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松江歴史館

松江城の東隣に建つ博物館。展示室では江戸時代を中心に松江藩の歴史や産業、茶の湯文化、庶民の暮らしなどを映像や資料で紹介しています。喫茶では現代の名工による和菓子づくりの実演を見ることができます。展示室以外は入館無料です。集合場所や本部としてもご利用いただけます。

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その他関連スポット・体験プログラム


出雲大社と古代出雲の歴史

古事記や日本書紀に登場する神話の舞台「出雲」。出雲大社をはじめ、大量に出土した銅剣や銅鐸などから日本のルーツを学べます。


縁結びの神様として知られる「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」を祀る
国宝 出雲大社

出雲では神在月(かみありづき)と言われる旧暦の10月に、毎年全国八百万(やおよろず)の神々が集まり、男女の縁をはじめとした様々な「縁」を結ぶ「神議(かむばか)り(会議)」が行われると伝えられています。「大社造り」と呼ばれる日本最古の神社建築様式の御本殿は国宝に指定されており、中世には高さが現在の2倍にあたる48mもあったとされています。長く言い伝えとされていましたが、2000年に杉の大木3本を束ねた直径約3mにもなる巨大な柱が境内3ヶ所で発見されたことにより、この口伝が裏付けられました。また、神楽殿にあるしめ縄は長さ13.6m、重さ5.2tもあり、日本最大級の大しめ縄として知られています。

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島根県立古代出雲歴史博物館

出雲大社のすぐ東隣にある博物館です。国宝の青銅器や出雲大社の高層神殿模型、神話シアターなど、島根の歴史をわかりやすく展示しています。
学校との連携も図り、古代文化に触れることができる様々な体験をご用意しています。

体験プログラム
合金製和同開珎づくり・合金製丁銀づくり・石こう製銅鐸づくり・プラスチック製銅鐸づくり・勾玉づくり・藍染め など
※要事前予約(14日前まで) ※体験料別途 ※展示見学とセット

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荒神谷遺跡・博物館

荒神谷遺跡では358本の銅剣をはじめ、銅鐸、銅矛が大量出土し、全て国宝に指定されました。隣接する博物館では常設展示の他、世紀の大発見となった当時の感動を伝える映像の視聴や、レプリカを触ったり鳴らす体験もできます。学芸員がわかりやすくご案内します。(予約制)現在、遺跡は再整備のため一部工事をしています。見学はできますが詳細はお問い合わせください。

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出雲弥生の森博物館・西谷墳墓群

1800年もの昔から弥生の出雲王が眠る国史跡「西谷墳墓群」。そのガイダンス施設が出雲弥生の森博物館です。要予約で学芸員が館内と史跡をご案内します。また、体験プログラムも楽しめます。

体験プログラム
勾玉づくり・古代鏡づくり など 
※要事前予約  ※体験料別途

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その他関連スポット・体験プログラム


石見銀山遺跡とその文化的景観

高品質で豊富な銀を生産する一方で、自然環境に配慮した鉱山運営が行われた「石見銀山」でSDGsに繋がる精神に触れてみましょう。


自然と共生した鉱山
世界遺産 石見銀山遺跡

1527年の発見以来約400年に渡って採掘された日本を代表する鉱山遺跡で、16世紀には銀鉱山としてヨーロッパ人に唯一知られていた石見銀山。高品質で豊富な銀の産出量を誇り、全盛期には世界の産銀量の約1/3を占めた日本銀の大部分が石見銀山で産出されたものだったと言われています。
石見銀山は自然と共生した鉱山運営を行っていたことが特に評価され、2007年7月に世界遺産に登録されました。環境に配慮するため、計画的に森林を伐採して銀を採掘し、植林も行われていました。「間歩(まぶ)」と呼ばれる採掘坑道は大小1,000ヵ所近くあり、一般公開されている龍源寺間歩や大久保間歩では江戸時代の手掘りの跡を間近に見ることができます。また銀山とともに繁栄した大森地区の町並みは江戸時代から残る風情ある姿を今も保ち続け、人々の暮らしや歴史がうかがえます。

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石見銀山世界遺産センター

石見銀山世界遺産センターでは遺跡の全体像をジオラマで知ることができます。展示室内では、映像や模型を通じて世界遺産としての価値を学ぶことができます。その他にもVRや学習体験プログラム等でより深く歴史を学べます。

体験プログラム
丁銀キーホルダーづくり・丁銀ストラップづくり・銀さがし など
※要事前予約 ※体験料別途

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龍源寺間歩ガイドツアー

石見銀山遺跡の中心「銀山地区」の史跡を巡り、江戸時代中期に銀を採掘した全長約600mの坑道、「龍源寺間歩」を地元のガイドがわかりやすく案内します。日本に鉄砲を伝え、ザビエルを日本に呼び寄せ、南蛮貿易をもたらし、嚴島神社を華麗な装いにしたのは石見銀山。世界遺産の価値と魅力を満喫できます。

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大森町並みガイドツアー

江戸時代の武家屋敷や代官所跡、銀山で栄えた豪商・熊谷家住宅など、歴史的な建造物や文化財など当時の面影を今も残す大森の町。今も人々が暮らし、歴史が根付く町並みをガイドの案内のもと歩きます。

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その他関連スポット・体験プログラム


ものづくりの原点 たたら製鉄

日本古来の製鉄法「たたら」。今も息づく「たたら」の技術や歴史、「たたら」により育まれた景観から、産業と自然との共生について学べます。


島根で今なお息づく古代からの製鉄技術
日本遺産 たたら製鉄

提供:日刀保たたら(公益財団法人日本美術刀剣保存協会)

「たたら製鉄」とは、千年以上にわたって受け継がれてきた日本古来の製鉄法で、砂鉄と木炭を土で築いた炉の中で燃焼させて鉄をつくります。奥出雲地方を含む中国山地は良質の砂鉄を得ることができる花崗岩地帯が広がっており、森林が多く燃料となる良質な木炭がとれたことから、この地で鉄づくりが盛んに行われるようになりました。また、優れた鉄の生産だけでなく砂鉄採取の跡地を広大な棚田に再生し、永続的に循環利用するという「人と自然が共生する持続可能な産業」として先人達より引き継がれてきました。
現在、たたら製鉄は島根県奥出雲町の「にっとうほ日刀保たたら」で世界で唯一伝承され、そこで生まれる純度の高い鋼は、日本刀の原料「玉鋼」として全国の刀匠に供給されています。
※日刀保たたらは見学できません。

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和鋼博物館

日本の伝統的製鉄法の「たたら」に関する総合博物館。国の重要有形民俗文化財に指定されている「たたら製鉄用具」や映像・体験コーナーなどを通して、生産技術や流通を紹介。また神秘的な輝きを放つ日本刀と、その材料である「玉鋼」を展示しています。

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菅谷たたら山内

日本古来の鉄づくり「たたら製鉄」の製鉄所が現存する集落です。江戸中期から約170年にわたり操業されてきた「菅谷高殿」は、映画「もののけ姫」のモチーフになったともいわれ、1967年に国の重要有形民俗文化財に指定されています。

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奥出雲たたらと刀剣館

奥出雲町のたたら製鉄の歴史と特徴を紹介しています。現代によみがえった「日刀保たたら」についての映像資料と実物大たたら炉断面模型は必見。町内在住の刀匠による日本刀鍛錬実演を第2日曜日と第4土曜日に実施しています。

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棚田ウォーキング

奥出雲町では、「たたら製鉄」の原材料の砂鉄を山を削って採取した跡地を棚田に再生し、ブランド米の仁多米を生産しています。棚田の中には、先祖の墓地や氏神様などを削らず残丘として残しました。「たたら製鉄」に由来する文化的景観を地元ガイドと一緒に歩きます。エコ教育や人と自然の共生の教育に最適です。

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その他関連スポット・体験プログラム


歴史と文化の薫るまち 津和野

文豪森鷗外の生誕地として、またキリシタンの殉教地としても知られる城下町津和野。今も守り伝えられる歴史や文化に触れてみましょう。


山陰の小京都
日本遺産 津和野

静かな山あいに白壁と赤瓦の美しい町並みがつづく歴史と文化漂う城下町津和野は、江戸時代亀井氏11代の城下町として繁栄しました。古い佇まいを残す殿町通りには藩校養老館、郡庁跡、筆頭家老多古家表門など多くの史跡が集中しています。津和野には、幕末の頃の風景や風俗、食文化などを100枚の絵と解説で記した「津和野百景図」の姿が今も変わらず残り、守り伝えられていることから、「津和野今昔〜百景図を歩く〜」として日本遺産に認定されています。百景図の中のひとつ、「鷺舞」や「流鏑馬」も今に伝わる伝統神事です。
また、文豪森鴎外の生誕地として知られる津和野は、明治初期、弾圧を受けた隠れキリシタン達の殉教地でもあり、キリスト教徒の聖地として多くの人が訪れます。城下町の古い町並みに溶け込むカトリック教会や乙女峠マリア聖堂などで、その歴史に触れることができます。

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森鷗外記念館(旧宅)

文豪であり軍医としても活躍した森鷗外が幼少時代を過ごした津和野。記念館では鷗外の生涯を著作や遺品、直筆原稿、映像や写真パネルで紹介しています。貴重な資料の展示を通して、その人物像と鷗外文学への親しみと理解を一段と深めることができます。復元された旧宅も隣接。

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太皷谷稲成神社

日本五大稲荷の一つに数えられ、津和野藩主亀井矩貞(のりさだ)により津和野城の鬼門にあたる太皷谷の峰に創建されました。江戸時代には時刻を知らせる太皷が鳴り響いた谷間であったことから太皷谷と呼ばれています。「稲成」と表記されるのは大願成就の願いが込められており、参道に連なる約1000本の朱の鳥居は壮麗です。

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乙女峠マリア聖堂

1868年(明治元年)、長崎浦上から153人の隠れキリシタンが津和野に送られてきました。津和野藩は改宗を勧めたが、応じなかった信者たちのうち36人が拷問の末に殉教しました。1951年(昭和26年)、ドイツ人神父により聖堂が建てられ、ステンドグラスには殉教物語が描かれています。また、展示室には殉教者のパネルや聖書を展示しています。

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その他関連スポット・体験プログラム


隠岐ユネスコ世界ジオパーク

隠岐諸島では、大地の成り立ちや独自の生態系を知り、そこに生きる人と自然の関わり方を学べます。自然体験の中で感性を育みましょう。


「地球の不思議」と出会う島
ユネスコ世界ジオパーク 隠岐諸島

隠岐には他の地域では見られない生物相と歴史文化があります。昔の日本の面影を残す隠岐の風景は、離島という地理、そして隠岐の地質を背景としています。その地質には、日本が大陸と一緒だった時代や、日本海と日本列島の形成の時代、火山島の時代など、さまざまな時代の出来事が記録されており、それらを美しい景観の中に見ることができます。隠岐諸島では、これらの大地と関係した「人の営み」や「独自の生態系」、そして「大地の成り立ち」そのものが作り出した景観やつながりを、体験や観光を通じて学ぶことができます。

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ローソク島遊覧船

ローソク島は約500万年前に噴出してできた火山岩で形成された、高さ約20mのろうそくのような形をした奇岩です。遊覧船では夕日が先端に重なると、ろうそくに火が灯ったように見える姿を間近に見ることができます。雄大な自然が作りだす幻想的な光景は遊覧船でのみ味わえる奇跡の一瞬です。 ※陸からローソク島を見渡せる展望台(夕日が重なる風景は見ることはできません)もあります。

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国賀浜~摩天崖(まてんがい)トレッキング

隠岐を代表する景勝地国賀海岸。国賀浜から摩天崖までの2㎞をトレッキング。放牧された牛や馬が草を食む様子を観察しながら、日本の遊歩百選に指定された素晴らしいコースをお楽しみください。

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隠岐の牛突き

隠岐の牛突きは、承久の乱(1221年)で隠岐に配流となった後鳥羽上皇をお慰めするために始まったと伝えられ、800年近くの伝統と、日本最古の歴史を持つ闘牛です。年に数回本場所大会があり、8月15日牛突き夏場所大会・9月1日八朔牛突き大会・10月13日一夜獄牛突き大会という大きな大会が行われます。隠岐モーモードームでは伝統文化である牛突きを「観光牛突き」観戦として楽しむことができます。

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西ノ島マリンスポーツ体験

カヌーやローボート、OPヨットに乗り、チームワークを養い、船の基本構造や原理を体験を通して学習します。ライフジャケット着用はもとより、インストラクターが小型艇で生徒を監視・指導します。

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