島根県西部、石見地域。日本海の澄んだ美しい海と自然に囲まれた原風景、歴史ロマンが漂う古い街並みが現存し、「なつかしの国」と呼ばれています。
この地域には、伝統芸能である石見神楽が脈々と受け継がれており、奉納神楽や観光スポットでの定期公演などで舞われるほか、神楽には欠かせない豪華絢爛な衣裳と表情豊かな神楽面などの工芸も息づいています。
石見神楽とのご縁と絆から、幅広い方々へその魅力を届けている俳優・鈴木拡樹さん。この度は、そのルーツにふれるため、石見の地を訪れ、様々なスポットを旅しました
この地域には、伝統芸能である石見神楽が脈々と受け継がれており、奉納神楽や観光スポットでの定期公演などで舞われるほか、神楽には欠かせない豪華絢爛な衣裳と表情豊かな神楽面などの工芸も息づいています。
石見神楽とのご縁と絆から、幅広い方々へその魅力を届けている俳優・鈴木拡樹さん。この度は、そのルーツにふれるため、石見の地を訪れ、様々なスポットを旅しました
※2024年5月現在の情報で作成しています。スポットの営業時間等についてはそれぞれのスポットの最新情報をご確認ください。
石見の空の玄関口「萩・石見空港」(益田市)。関東から島根県石見地域、山口県萩市などの観光地へアクセスするなら、萩・石見空港がおすすめです。東京・羽田空港から 90 分ほどで到着し、滑走路側がガラス張りになっている空港内のレストランでは、飛行機を間近に見ることができます。
Information
住所/
島根県益田市内田町イ 597
お問合せ先/
石見空港ターミナルビル株式会社TEL:0856-24-0010
石見神楽のお出迎え
萩・石見空港では、益田市の神楽団体の皆さんが毎月第2、4土曜日の東京ー石見線 ANA725 便のお客様をお出迎えしています。希望する方は一緒に写真も撮影できます。須佐之男命(すさのおのみこと)と大蛇のにぎやかな歓迎に鈴木さんも「すごい!」と思わず笑顔。飛行機から降り立ってすぐ石見神楽の世界に引き込まれました。
山陰の小京都と呼ばれる津和野は、閑静な山あいにある隠れ里のような城下町です。町の中心部にある殿町通りは、城下町時代の古いたたずまいを残しており、白壁の土塀に面した通りの掘割には、色鮮やかな鯉が泳いでいます。カトリック教会、藩校養老館、津和野藩家老多胡家表門など多くの史跡があります。また、郷土料理の店やおしゃれなカフェ、雑貨・みやげ品店なども近辺にあり、津和野のシンボルとなっています。鈴木さんは通りで売っている鯉のエサを購入。イチョウ並木の下、エサやりを楽しみました。
Information
住所/
島根県鹿足郡津和野町後田
お問合せ先/
一般社団法人津和野町観光協会TEL:0856-72-1771
津和野町のメイン通り「殿町通り」にある食事・お土産・体験の店。日本五大名飯の一つ、郷土料理「うずめ飯」が食べられます。銘菓「源氏巻」の製造過程をガラス越しに眺めたり、和紙人形などの郷土民芸品を見たりするのも楽しいことと思います。津和野藩屋敷跡「松韻亭」では日本庭園を眺めながら、季節料理と抹茶が味わえます。鈴木さんも窓に映る津和野の景色を楽しみながら、郷土料理「うずめ飯」を堪能しました。
Information
住所/
島根県鹿足郡津和野町後田ロ 70
お問合せ先/
株式会社沙羅の木 TEL:0856-72-1661
日本五大名飯の一つに選定された郷土料理「うずめ飯」は、一見、出汁をかけてわさびをそえたお茶漬けのように見えますが、ごはんの下には小さく刻んだ野菜などの具材が隠れています。「うずめ」とは「うずめる」、「埋める」という意味で食材を意味しているわけではありません。その由来は、質素・倹約を強いられた江戸時代に、贅沢な食事をしていることを悟られないために、人々が工夫をして肉や野菜をご飯の下に隠し埋めたのがはじまりと言われています。
「源氏巻」は、小麦粉に卵、砂糖を混ぜ、薄くのばして外側をきつね色になるまで焼き、こしあんを入れてまいた厚さ 1.5 ㎝の平たい菓子です。江戸時代から作られるようになったと言われ、源氏物語若紫の代表歌にちなんで名付けられたと伝えられています。
ノンカフェイン・無農薬のカワラケツメイを焙煎した「ざら茶が楽しめる老舗茶舗。津和野特産のお茶を中心に、ハーブや漢方などを私用したブレンド茶は常時10種類以上。2023年にリニューアルオープンした新店舗はお茶とお菓子が楽しめるカフェのほか、2階には1組限定の宿泊スペースがあり、泊まれるお茶屋さんとなっています。「すーっと染み渡る感じですね。まろやかで美味しい。」と鈴木さんはざら茶を味わいました。
Information
住所/
島根県鹿足郡津和野町後田ロ 263
お問合せ先/
香味園上領茶舗 TEL:0856-72-0266
日本五大稲荷の一つ「太皷谷稲成神社」。願い事がよく叶うようにと、「稲荷」ではなく「稲成」と表記されます。朱塗りの千本鳥居と社殿が有名で、境内から眺める津和野の町並みは絶景。鈴木さんは鳥居を上りながら絶景を振り返り、1段1段踏みしめながら境内までの道のりを楽しみました。車でも神社の側まで登ることができますが、朱塗りの鳥居がまるでトンネルのように続く参道を歩きながら上るのがおすすめです。
Information
住所/
島根県鹿足郡津和野町後田 409
お問合せ先/
太皷谷稲成神社 TEL:0856-72-0219
昭和 42 年から続く老舗「田吾作」は昔ながらの温もりを感じるたたずまいのお店です。グルメ雑誌で “日本一行きたい居酒屋” と評され、全国的にも有名なお店で、テレビや雑誌で取り上げられることもしばしば。カウンター脇には巨大な生け簀があり、仕入れたイカや魚を生け簀で活かし、注文が入ってから刺身にするといいます。一番人気の活イカ刺身には鈴木さんも感動。「こんなに透き通っているんですね。」と目を輝かせ、「弾力がすごい!」と舌鼓を打ちました。お店ではこのほかにも、新鮮な海の幸や高津川流域のさまざまな旬の食材を使った料理が楽しめます。
※その日の仕入れ状況により活イカ刺身が提供できない場合があります。
Information
住所/
島根県益田市赤城町 10-3
お問合せ先/
田吾作 TEL:0856-22-3022
2019 年春、JR 益田駅前にオープンしたホテル。敷地内から湧き出る源泉を使った温泉が日帰り・宿泊で楽しめます。地域の新しいカルチャー発信地として誕生し、空間デザインや食器、家具、ファブリックなどあらゆるものを、地場産業・地元クリエイターと共同開発したクラフトホテルです。
Information
住所/
島根県益田市駅前町 30-20
お問合せ先/
MASCOS HOTEL(マスコスホテル益田温泉)TEL:0856-25-7331
萩・石見空港から
津和野方面への移動方法
津和野方面への移動方法
萩・石見空港から津和野方面に行くには次の移動手段があります。詳しくは下記リンクをご覧ください。
➊乗合タクシー
乗り換え不要の直行便。予約制で、お一人様からでも運行しています。津和野駅まで約 50 分で到着します。
➋レンタカー
レンタカーが 48 時間(※) 9,000 円割引(※24 時間まで 6,000 円割引)でご利用いただけます。ご利用者の方には「石見の神楽めしクーポン 1000円分」もプレゼント!
➌路線バスと JR
空港と JR 益田駅をつなぐ路線バスが運行されています。JR 益田駅から津和野駅までは特急も運行しています。空港から益田駅まで 12 分、益田駅から津和野駅まで特急利用で 31 分です。(乗り継ぎの時間が別途かかります)