松江市中心部の
古民家が生まれ変わった
「つむぎやＴａｔｅｍａｃｈｉ２．０」
JR松江駅から徒歩約15分。昔ながらの店舗が立ち並ぶ竪町商店街に、築１５０年の古民家を改修した複合施設「つむぎやTatemachi2.0」がオープンしました。木造2階建ての趣ある建物には、シェアオフィスや交流スペースに加え、そば店なども入居し、新たな地域拠点になっています。
古民家を改修した複合施設「つむぎやTeramachi2.0」
趣ある出入口
レトロな雰囲気の施設内。２階にシェアオフィス「つばめ」があります。６席のデスクは、パソコンはもちろん資料を置いても十分に作業ができる広さを備えています。使用料は月額２１，５００円で、現在はプログラマーと建築会社が２席を使っています。
天神川を眺めながら仕事ができるシェアオフィス「つばめ」
1階の蔵には「手打ちそば 雲瀬」があります。出雲そばの代表とされる割子そばや釜揚げそばのほか、ワインなども豊富。そば好きも、酒好きも楽しめます。
交流スペース「寄合所」は、趣のある中庭に面した約１０畳の和室。ちょっと立ち寄ってワークしたい人におすすめです。１日３，０００円で借りることができる蔵もあり、さまざまなイベントが開催されています。
交流スペース寄合所
美しい庭園が楽しめる
蔵は１日３，０００円でレンタル可能
動画が撮影できるカメラ３台を備えたスタジオも備えていて、動画配信も可能とのことです。商店街で呉服店を営む塩冶栄さんは「ワーケーションで訪れる人たちと地元の住民が交流し、縁を紡ぐことができる施設。古民家で新しいことにチャレンジしたいです」と笑顔で話します。
カメラを前に動画撮影
つむぎやを管理する塩冶栄さん
近くには履物や傘、金物、呉服といったレトロな店舗が軒を連ねていて、ゆっくり散策すると新たな発見があるかもしれません。「つむぎや」は、松江の情緒を感じながらワーケーションするのにうってつけです。
昔ながらの商店が並ぶ竪町商店街
