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郷土料理うずめ飯作り体験

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ほかほかご飯の下に隠れているのはなぁに?親子でワクワク「うずめ飯作り体験」

旅先には、日常では体験できないワクワクと素敵な出会いが待っている。

その土地ならではの美味しい食材をいただいたり、雄大な自然を満喫したり、そこで暮らす人々と交流したり………それ全部、「ぬくもりの里 二川」に行けば叶うかもしれません!

益田市にある宿泊交流センター「ぬくもりの里 二川」は、旧二川小学校をリノベーションして誕生した施設です。子どもにとっては新鮮で、大人にとっては懐かしさを感じる学校内で、旅の目的や子どもの年齢に合わせた多様なプログラムを体験できます。

なかでも石見地方に伝わる郷土料理“うずめ飯”を作る体験は、未就学児の子と一緒に挑戦しやすいプログラム。地元の人たちに美味しいうずめ飯の作り方をレクチャーもらいながら、地域の食文化や環境についても学べます。

より子どもの記憶に残る時間にしたいなら、お料理体験と合わせて施設近くの畑で具材として使う旬の野菜の収穫体験をしてみるのもオススメ。 のどかな里山を眺めながら畑に向かう道中で、すれ違う地元の人とごあいさつをする―――そんな何気ない出来事も、思い出深い旅の1ページになります。

日本を代表する郷土料理として「日本5大名飯」のひとつに数えられている“うずめ飯”ですが、実は地域や家庭によってレシピに細かな違いがあるのだそう。約90分の体験では、地元産の新鮮な野菜をたっぷりと使ったレシピを教えてもらいます。

まずは採れたての野菜を刻むところから、お料理スタートです。お料理に興味のある子なら、パパとママがサポートしてあげながら包丁にも挑戦してみてくださいね!

さぁ、だれが一番上手に切れるかな?

切った野菜は鍋で炒めたあと、濃いめのお醤油でやわらかくなるまで煮つけます。出来上がった具材を器によそい、具材を隠すように炊きたてご飯を乗せましょう。

そう、美味しく煮付けた具材を真っ白なご飯で隠してしまうのが、うずめ飯のユニークな特徴です。諸説ある起源のひとつに、質素倹約を強いられた江戸時代に、贅沢していることを悟られないために生まれたという説があるのだとか。

ご飯に隠れた彩り豊かな具材たちは、地元の自慢が詰まった宝物のようです。きざみ海苔やゴマをまぶせば、うずめ飯の完成。大人はワサビも忘れずに!

また、うずめ飯だけでなく旬の野菜や果物を使った副菜やデザート作りも体験に含まれています。みんなで“いただきます!”をいう頃には、お腹もぐぅぐぅ鳴っているはず。

ほかほかご飯と一緒に具材を頬張れば、ぎゅっと凝縮された野菜の旨みが口いっぱいに広がります。達成感と美味しさで、家族みんなの顔も自然とほころびます。

“上手にできたね!”

“また一緒に作ろうね”

みんなで力を合わせてお料理すると、お腹だけでなく、心も満たされていくから不思議。長いあいだ地元で愛されているお料理には、人と人を繋ぐ秘密の素敵な隠し味があるのかもしれません。

石見自慢の郷土料理と、里山の美しい自然、人々の温かい笑顔に出会える「ぬくもりの里 二川」で、美味しいうずめ飯を作ってみませんか?

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ライター・宮島美夕夏

フリーライター。旅先の人・文化・風習と出会うのが好き。食べるのも好き。観光スポットも、お土産を買うのも好き。つまり、旅が大好き。

郷土料理うずめ飯作り体験

  住所
島根県益田市美都町宇津川口386-3 益田市 宿泊交流センター「ぬくもりの里 二川」
  TEL
070-4172-5366(9:00~17:00)
  料金
1人 1,650円(収穫あり)
1,100円(収穫体験なし)
  所要時間
約90分
  HP
しまね観光ナビ

掲載内容に変更があった場合は、島根県観光連盟までお知らせください。
TEL:0852-21-3969

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