「跡市ひつじ牧場」で羊たちとふれあおう！
青空の下で行うワークショップもおすすめ

小高い丘に建つ観光牧場「跡市ひつじ牧場」。自然豊かな江津市桜江にある約30アールの牧草地で、約6頭の羊が迎えてくれます。

4〜10月のシーズン中は、羊とふれあえる体験が盛りだくさん。「ふれあい体験」は、もふもふの毛を実際に触ってみたり、ブラッシングしたりとスキンシップを楽しむことができます。最初は怖がっているお子さんでも、おとなしくて愛らしい羊にあっという間に夢中になるはずです。

お子さんが羊に慣れてきたら、ブラッシングに挑戦するのもおすすめ！ブラシを手に近付くと、ここを掻いてと言わんばかりに耳を突き出してくる姿がかわいらしいです。

エサやり体験は、時間帯が決まっているので事前に確認を。エサは、同じ敷地内にある醸造所・石見麦酒の麦芽カスを発酵させたもの。これまでは廃棄されていたそうですが、羊たちが美味しく食べてくれて、フードロスの削減にも貢献しています。

羊たちはとても人懐こく、撫でてほしく体を寄せてきたり、牧場長さんの後ろをついて歩いたりと見ているだけでも楽しいですよ。それぞれの性格の違いに注目してみるのもおすすめです。

跡市ひつじ牧場では、羊毛を使ったワークショップ「キーホルダー作り」と「トートバッグ作り」の2種類が体験できます。キーホルダー作りは、好きな色の羊毛を使って手で丸めるだけなので、小さなお子さんでも気軽に楽しめます。トートバッグ作りは、広島の工房で草木染めされたやさしい色合いの羊毛から好きな色を選び、トートバッグにニードルで刺しながら刺繍。夢中になって作業しているとあっという間に完成！

ワークショップは、牧草地に置かれたテーブルで羊に囲まれながら行います。開放的な気分でモノづくりができる特別な体験です。（雨天中止）

年に一度5月～6月頃には、毛刈り体験も行われています。
厚くてふわふわした毛はスッキリと刈られ、この時期の牧場の羊たちはスリムな姿に変身します。

ふれあい体験やワークショップの申し込みは2日前までの予約制です。1組ずつの案内なので、周りを気にせずに親子で思う存分楽しんでください。