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古代出雲歴史博物館 企画展「誕生、隠岐国」

この展覧会では、隠岐諸島に地域のまとまりが形成されていく6世紀から、対外関係で重視されるようになった9世紀にかけての、隠岐の古代史をテーマとします。
日本が中央集権の国づくりに進む中で、「中央」である都には大勢の貴族、役人が住むようになり、各地方から都へ食料品が送り出されました。
律令時代の「隠岐国」は、膨大な海産物を送り出して都の人々の「食」を支えました。一方で、国の境界に位置するため、外国に対する前線基地としても重視されるようになりました。
このように日本の国家形成と深くつながっていた、古代隠岐の歩みをたどります。

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