宍道町白石の女夫岩は石宮神社と同様、「出雲国風土記」記載の宍道郷の地名起源に登場する所造天下大神命が追った「猪像」にも比定され、「風土記」の神話伝承と現存する遺跡が合致する可能性をもつ場所でもあり、平成9年県の指定文化財に指定された。
女夫岩は「女夫岩さん」と呼ばれる2個の巨石で、周辺の調査によって古代の祭祀に使用されたと考えられる古墳時代中・後期頃の土師器、須恵器片などが多数出土した。
女夫岩遺跡は、遅くとも5世紀中頃に遡る巨石に関わる祭祀遺跡であり、「風土記」記載の地名伝承に関わる遺跡として注目される。
住所 | 松江市宍道町白石3313-1 |
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お問合せ先 | 松江市文化財課 TEL:0852-55-5523 |
交通アクセス | JR宍道駅から徒歩20分 |
関連サイト | 松江市役所公式サイト |