出雲大社から石見銀山、島根の2大遺産とそのルーツを巡る旅
所要時間:1泊2日
移動手段:バス・JRなど公共交通機関
出雲大社から石見銀山まで公共機関で巡る旅!
島根県を代表する観光スポット「出雲大社」と世界遺産「石見銀山」。公共交通機関を使っても1時間半程度で行けるって知ってましたか!?
出雲大社を楽しんだ後は、温泉津(ゆのつ)温泉で宿泊してノスタルジックな気分を味わい、石見銀山まで足を延ばさないともったいない!!
出雲空港発着で公共機関を利用したおすすめコースのご紹介です。
ぜひ、島根県の2大遺産を巡る旅を堪能してくださいね。
◆全行程
出雲空港 → 出雲大社 → 神門通り → 温泉津(ゆのつ)温泉(宿泊)→ 石見銀山世界遺産センター → 龍源寺間歩や大森の町並み散策 → 出雲空港
出雲縁結び空港
バス:出雲縁結び空港⇒出雲大社 約40分
01
日本一の縁結びの神様を祀る壮大な神殿
出雲大社は、日本一の縁結びの神様として全国的に有名な大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が祀られています。縁結びは、男女間に限らず人々を取り巻くあらゆる繋がりのご縁を結ぶものとされ、初詣や祭礼の時期には、縁結びや開運のお守り、ご朱印を求める人の行列ができます。
御本殿は歴史を感じさせる壮大さと神々しさをたたえ、春には境内のあらゆる場所で桜が咲き、背景の八雲山も新緑に紅葉と四季折々の色合いで、訪れる人々を清々しい気持ちにしてくれます。
神楽殿の大注連縄は日本最大級で、全長13.6m、重量5.2tもあり圧倒されます。また、ここでは御祈祷や結婚式などが執り行われます。
御本殿は大社造りの代表で、高さが太古には32丈(96.96m)、中古は16丈、近古は8丈という言い伝えがありましたが、2000年に巨大な本殿柱が発掘され伝承の真実味が増しました。内部は心御柱(しんのみはしら)を中心に田の字型に仕切られ、御神座は御本殿と同じ南向きではなく、西向きに御鎮座されています。
旧暦10月11日から17日まで、全国の八百万の神々が出雲大社に参集され、人々のご縁を結ぶ会議をされるとの伝承があり、全国からの参拝客でにぎわいます。
出雲大社の参拝については下記リンクをご覧ください。
≫ 出雲大社 参拝にあたってのお知らせ
出雲大社の参拝方法や周辺情報をもっと見る!
住所 |
島根県出雲市大社町杵築東195 |
電話番号 |
0853-53-3100 |
サイト |
出雲大社公式サイト |
徒歩すぐ
02
美味しいグルメとお土産選びを
出雲大社の一の鳥居から二の鳥居がある勢溜までの表参道は「神門通り」と呼ばれ、美味しいカフェや喫茶店、お土産処が建ち並んでいます。
出雲名物を求める観光客で賑わっているので、ぜひ旅の思い出とお気に入りを見つけてください。
路線バス:出雲大社正門前⇒JR出雲市駅 約35分
鉄道:JR出雲市駅⇒JR温泉津駅 約40分(※特急利用の場合)
JR温泉津駅⇒温泉津温泉街 徒歩約20分(宿の送迎あれば車で約5分)
03
歴史の面影を感じながら散策
2か所の源泉が湧く温泉津温泉。石州瓦と呼ばれる独特の赤瓦と渋い光沢の黒瓦が、どこか懐かしい雰囲気を出しています。
かつては石見銀山の外港として栄えた港町・温泉津。町中には今も老舗の温泉宿が建ち並んでいます。
どこから観光すればいいんだろう・・・迷った方はまず温泉街の入り口に建つ和風の外観が目印の『ゆう・ゆう館』へ。
観光案内所で情報をGETしたら、いざ温泉津温泉街へ散策に!!
古きよき時代の町並みをお楽しみください。
毎週土曜日の夜には龍御前(たつのごぜん)神社にて石見神楽定期公演も上演されています。
住所 |
島根県大田市温泉津町温泉津イ791-4 |
電話番号 |
0855-65-2065 |
サイト |
温泉津めぐり |
乗合タクシー(温泉津温泉→石見銀山)約40分
(※温泉津温泉エリアに宿泊し、事前予約すれば利用可能)
04
世界遺産・石見銀山のすごさが楽しくわかる
世界遺産・石見銀山散策スタートはまずここからがおすすめです。
石見銀山の歴史や世界とのつながり、鉱山や町の人々の暮らしなどを豊富な展示やVRで紹介しています。また大久保間歩坑内の一部再現や、エントランスには遺跡全体を見ることができるジオラマ(模型)もあります。銀採掘や精錬など当時最先端の技術を利用していたこと、よそでは見られない環境と共存しながら開発していたことなどを学べば、なるほどさすが世界遺産!と納得です。
現地を訪れる前にここで予習して行けば、石見銀山の魅力や価値の理解が倍増します。町並みや遺跡などを見る目が変わること間違いなしです。
[ 雨でも楽しめるスポット]
住所 |
島根県大田市大森町イ1597番地3 |
電話番号 |
0854-89-0183 |
サイト |
石見銀山世界遺産センター 公式ホームページ |
営業時間 |
8時30分~17時30分(有料展示室は16時30分最終受付)
※3月~11月は30分延長 |
路線バス:世界遺産センターバス停⇒大森バス停 約7分
05
銀山の歴史や見どころをたくさん知るガイド
世界遺産石見銀山遺跡の中心である「銀山地区」の史跡を巡り、龍源寺間歩へと銀山を知り尽くした地元ガイドが見どころをわかりやすく説明しながら案内してくれます。
ガイドさんの説明を聞けば、後世に残すべく刻まれた歴史の素晴らしさと、その醍醐味を納得し、味わうことができます。
石見銀山の歴史を掘り下げたい方や存在する史跡の意味を知りたい方などは、ぜひご利用ください。
集合場所の『銀山公園』にガイドの会の方がおられるので、お声かけくださいね。
夏季:小さな赤格子模様のシャツ、冬季:銀色のジャンパーを着用しています。
住所 |
島根県大田市大森町イ824-3 |
電話番号 |
0854-89-0120 |
サイト |
石見銀山ガイドの会 |
営業時間 |
①10:30 ②13:00
※12月~2月は①のみ
※ガイド所要時間約120分(うちガイド時間は約90分) |
石見銀山エリアで食事できる場所をいくつか紹介しています!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
≫石見銀山エリアでの食事スポット
06
銀山採掘に関わった人々の想いを感じるガイド
江戸時代の面影が残る大森の町並みを巡り、銀山採掘に関わった人々の想いを感じることができます。建物にまつわる様々な逸話を楽しむことができるほか、古い建物を利用したお土産品や雑貨店などにも立ち寄ってくれるので見どころ満載。お土産も買えちゃうのが嬉しいポイントです。
集合場所の『代官所前広場』にガイドの会の方がおられるので、お声かけくださいね。
夏季:小さな赤格子模様のシャツ、冬季:銀色のジャンパーを着用しています。
【ガイドコース】代官所前ひろば⇒石見銀山資料館⇒町並み⇒銀山公園
※大森町並みコースは当面の間、予約の方のみ、ご案内させていただきますのでご了承ください。
住所 |
島根県大田市大森町イ824-3 |
電話番号 |
0854-89-0120 |
サイト |
石見銀山ガイドの会 |
営業時間 |
1日1回 10:30~ 約120分 |
路線バス:大森代官所跡バス停⇒JR大田市駅バス停 約25分
鉄道:JR大田市駅⇒JR出雲市駅 約25分(※特急利用の場合)
バス:JR出雲市駅⇒出雲縁結び空港 約30分
出雲縁結び空港