島根を舞台にした錦織良成監督の作品として、大ヒットの映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」。その舞台となった一畑電車で、どこかなつかしい島根のレトロな風景を旅します。
宍道湖沿いを走る一畑電車。天気が良い日は大山が見えます!
主人公の島根の自宅近くの駅。いのなだ駅のシーンは印象的です。無人駅では運転士が切符を回収します。
主人公の家は、いのなだ駅のそばという設定です。一人で暮らす年老いた母のため、肇は故郷に帰ることを決意します。
単線線路なので一畑口駅で先頭車両が入れ替わるので、運転士はカバンを持って反対側の運転席に移動します。
電車用の電力の供給源となる布崎変電所。一畑電車の心臓部です。
沢山のシーンに登場する「雲州平田駅」。ポスターなどに使われるあの写真もこの場所で撮影されました。
木製なので腐食しやすいデハニ。部品が少なく故障箇所が見つけやすいため、ほとんどの故障はこの整備工場で修理されます。
北松江線から大社線が分岐する駅で、全ての列車が停車します。
シャンデリアとシンプルなステンドグラスが印象的。駅前の通りは出雲大社の参道です。
松江開府の祖堀尾吉晴(ほりおよしはる)公が慶長12年(1607)から慶長16年(1611)まで、5年の歳月をかけて築城しました。国の重要文化財に指定されおり、別名「千鳥城」と呼ばれます。天守閣からは、360度松江の町を見渡すことができます。
■一畑電車最寄駅:松江しんじ湖温泉駅
松江城を囲む約3.7kmの堀川を、小舟でゆったりと巡る観光遊覧船。船頭さんのガイドを聞きながら、松江城天守閣をはじめ、武家屋敷、塩見縄手など、歴史や風情のあるスポットを巡ります。
■一畑電車最寄駅:松江しんじ湖温泉駅
出雲神話の国引きで名高い島根半島の中心部、標高300メートルの一畑山上に位置しています。「目のお薬師様」として、古くから全国的な信仰の広がりを持つこのお寺は、1300段あまりの石段(参道)でも有名です。年間約100万人の参拝があります。
■一畑電車最寄駅:一畑口駅
本石橋邸は、古い町並みが残る木綿街道にある、18世紀半ばに建てられたとされる妻入り土蔵造りの建物です。庭園が奥座敷や茶室と調和した佇まいを残す、出雲地方独特の様式になっています。
■一畑電車最寄駅:雲州平田駅
書院の北側に設けられた枯山水庭園は、松平不昧お抱えの築庭師沢玄丹の築造した茶庭で、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパンーズ・ガーデニング誌」で毎年ランキング上位に入る、美しい庭園です。
■一畑電車最寄駅:旅伏駅
縁結びの神様「大国主大神(おおくにぬしのみこと)」で有名な出雲大社。毎年神在月の頃になると、日本各地の神々が出雲大社に集まり、男女の縁だけでなく、その他の色々な”縁”を結ぶ「神議り(かむばかり・会議)」を行うそうです。そのため、出雲地方では「神無月」のことを「神在月」といいます。
■一畑電車最寄駅:出雲大社前駅
全国でも珍しい神社様式を取り入れた格調ある木造建築の駅舎です。JR大社線は、明治45年から出雲大社参拝客を乗せて長く賑わいましたが、残念ながら平成2年(1990年)に廃止され、その後平成16年(2004年)国の重要文化財に指定されました。
■一畑電車最寄駅:出雲大社前駅
手銭(てぜん)家は江戸時代初めから現在までの350年余、十一代にわたって大社に住いし、明治維新までは造り酒屋を営んでいました。手銭美術館は、手銭家から寄贈されたこのような作品を保存、公開するために設立された美術館です。
※令和4年4月1日より「手錢美術館」へ改称
■一畑電車最寄駅:出雲大社前駅
ぜんざいは、この地方の「神在(じんざい)餅」に起因し、出雲が発祥の地と言われています。 日本ぜんざい学会壱号店では、縁結びぜんざい、抹茶ぜんざいなど店内でも食べれる他、おみやげもあります。
■一畑電車最寄駅:出雲大社前駅
宍道湖の北側湖畔に面した温泉地で、豊富に湧き出す77度の天然温泉と、四季折々に変化する宍道湖の眺望を楽しみながら入浴できます。温泉街には誰でも気軽に楽しめる足湯も整備されています。
■一畑電車最寄駅:松江しんじ湖温泉駅
松江イングリッシュガーデンは、自然への強い憧憬と中世以来の職人気質による手作りの精神を最大限に追求し、宍道湖の豊かな自然を背景として本場英国の伝統的ガーデンスタイルを再現しました。四季を通じて色とりどりの花が咲き誇ります。
■一畑電車最寄駅:松江イングリッシュガーデン前駅
世界でもめずらしい花と鳥の公園。花の展示温室は、世界最大級の規模で、年中満開の数千種のベゴニア・フクシアを中心とする花の別天地が楽しめます。また、2つの鳥の温室をはじめ園内各所でたくさんの鳥たちと出会えます。
■一畑電車最寄駅:松江フォーゲルパーク駅
「自然環境との共生・ふれあい」をテーマに、島根の汽水・淡水域に生息する生き物の生態を楽しみながら学ぶことができる体験学習型施設です。ゆったりとくつろぎながら、見て、触れて、楽しめます。
■一畑電車最寄駅:湖遊館新駅
松江藩の本陣宿として松江城主が訪れた本木佐家を移築復元された建物を利用した記念館です。展示館では、館蔵品の他、内外の美術工芸品が期間毎に展示されています。
■一畑電車最寄駅:雲州平田駅
高浜駅と遙堪(ようかん)駅の間では、朱塗りの鳥居群が立ち並ぶ粟津稲生神社の参道を線路が横切っています。
■一畑電車最寄駅:高浜駅
古代の出雲大社の模型や、銅剣・銅鐸や勾玉などの出土品、『出雲国風土記』の時代を再現したジオラマなどが展示されています。常設展のほか、企画展も開催され、貴重な歴史の資料を見ることができます。
■一畑電車最寄駅:出雲大社前駅