美肌街道を巡る美食旅 (1) 奥出雲エリア編

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2016年08月10日 公開

年間500軒以上食べ歩いたタベアルキストが美肌になれる食材を探訪

 

美肌街道を巡る旅

47都道府県中、化粧品メーカーの(株)ポーラが実施する「ニッポン美肌県グランプリ」において4年連続のTOPを走り続ける島根県。島根といえば縁結びで有名な出雲大社、日本三大美肌の湯、日本三美人の湯にも数えられる温泉をはじめとして、60か所以上もの温泉があることが知られています。そして忘れてはならないのが、豊かな自然環境から採れる豊かな新鮮食材。なんと島根は美肌になると言われる食材の宝庫で、シジミ、蕎麦、イチジク、生姜、海苔、米、日本酒などの名産地でもあるのです。そこで美肌のルーツを探るため、タベアルキスト女子3人で2泊3日の美肌食巡りに行ってまいりました!

~タベアルキストとは~
「食べる幸せ、探す喜び」をモットーにした実名制の食べ歩きコミュニティ「Tabearukist Association」に所属する、年間500軒以上の外食をしているメンバーのことを「タベアルキスト」と言います。タベアルキスト達が、「一般人による一般人のためのグルメ検証」を旗印に、公正中立な立場から「食べる価値のある逸品」を紹介しています。

http://tabearukist.com/

 

島根県は東西に長く、北に日本海、南に標高の高い山々が迫り、海側には海水と淡水の混じる広大な宍道湖があります。海も山も湖も全部味わうには・・と地図を見たところ、あるではありませんか。松江から広島県の尾道まで続く、やまなみ街道が!

そこで我々はこの街道を「美肌街道」と命名。街道を囲む松江、出雲、奥出雲(雲南市・奥出雲町・飯南町)の各エリアにて出会った美肌食をご紹介したいと思います。

 

~島根美肌旅1日目 奥出雲エリア~

 

島根きってのブランド米「仁多米」


棚田
日本の棚田100選のひとつ、大原新田の棚田

「日本の棚田100選」にも選ばれたという奥出雲に広がる美しい棚田の風景。標高300〜500mに位置する奥出雲は、昼夜の寒暖差と、肥沃な土壌、そして棚田を伝うミネラルたっぷりの雪解け水といった、お米にとって理想的な環境で稲が育ちます。

 

仁多米おにぎり
「仁多米おにぎり」純蕎麦 一風庵にて

中でもこの地域で作られる「仁多米」は米・食味分析鑑定コンクール国際大会において「ゴールドプレミアムライスAAA」の称号を得た高品質なブランド米です。「仁多米」の生産、集荷から出荷までを一括で担っている「奥出雲仁多米株式会社」では、収穫したお米を「籾付き」のまま低温貯蔵。注文に応じて籾すり・精米し、すぐに産地直送しているので、新米とれたて品質でいただけるのも美味しさの秘訣。デンプン質をたっぷりと蓄えた甘くもっちりとした粘りのあるお米は、しっかりとした粒立ちで、香りもよく、炊きたてはもちろんのこと、冷めても美味しくいただけるお米です。

 

仁多米
仁多米

お米はタンパク質、ビタミンB群や食物繊維なども多く含む、栄養的には申し分ない優等生。自然の恵みをたっぷりと受けた美味しいお米を、毎日の食事にしっかりと取り入れることが、綺麗なお肌を作るためのひとつの要因なのかも知れません。

 

仁多米株式会社

仁多米株式会社
〒699-1512 島根県仁多郡奥出雲町高尾1787-22[MAP]
TEL:0854-54-2248
【HP】http://www.nitamai.com/

 

 

幻の在来種「横田小そば」


横田小そば

「純そば 一風庵」は、山間の街道筋に佇む、一軒家風の素朴な建物。こちらは “幻の在来種”と呼ばれる「横田小そば」という希少な玄そばにこだわったお店。山奥の隔離された場所での栽培で生産量も限られている蕎麦。小蕎麦と言われるだけに粒が小さく従来の蕎麦の1/3ほどの大きさですが、キュッと実が詰まっているように見えます。

 

野の香
茹で立ての横田小そば。外皮を挽き込むため少し黒っぽい。

さてその横田小そば100%の「野の香(ののか)」(1日限定15食)をいただきます。つなぎは一切入らない十割そば粉を「生粉(きこ)打ち」という技法ですばやく打って、すぐに茹でるというこの蕎麦。茹で立ての麺はどちらかというと細め、外皮が混ざり黒っぽく、表面はざらりとして見えます。
まずは蕎麦だけを何本か取って口に運ぶと、ふわりと蕎麦の鮮烈な香り…。口の中に入れると見た目の印象とは違い、つるりとした舌触り。そして噛むとシコシコと付いてくる、まさにもちもちとした食感。とても十割とは思えない粘りとコシがある蕎麦なのです。

 

野の香
1日限定15食のざるそば「野の香(ののか)」

奥出雲の気候風土に育てられた横田産の蕎麦は、ビタミンB1・B2やルチンなどのお肌や疲労回復に役立つ栄養成分もギュギュッと凝縮された蕎麦なのかもしれませんね。

 

純そば一風庵
のんびりとした山間に立つ、風情ある外観

一風庵
〒699-1822 島根県仁多郡奥出雲町下横田89-2[MAP]
TEL:0854-52-9870
【営業時間】AM11:00~PM4:00(L.O PM3:45)
【定休日】毎週木曜日・毎月最終水曜日(木曜日が祝日の場合、営業)
【HP】http://ippu-an.com/

 

 

葡萄から育てる山間のワイナリー「奥出雲ワイン」


奥出雲葡萄園
洗練されたシックな外観

葡萄の栽培から醸造・販売までを行う、雲南市の山間の小さなワイナリー「奥出雲葡萄園」。ワインと言えばポリフェノール!美肌効果にもちろんいいはず。

 

奥出雲葡萄園
葡萄の木の中にいる二羽の鳥のモチーフは自然との共生を表しています。

こちらでは日本の風土に合った山葡萄の交配品種「小公子」を使ったオリジナリティのあるワインが、著名なソムリエやワイン愛好家の人々に注目されているそうです。

 

奥出雲葡萄園
雨よけのビニールが被っている葡萄畑

雲南は雨が多く標高も150mと高くなく、さほど葡萄作りに向いているとは言えない土地。雨避けのビニールが被っている葡萄畑は奥出雲らしい風景だとか。ワイナリー眼下の畑では花が終わり、葡萄の実が膨らみ始めていました。

 

奥出雲葡萄園
まだ小さな葡萄の実

 

奥出雲葡萄園
地下の樽貯蔵室

 

奥出雲葡萄園
奥出雲の景色が一望のゲストルーム

 

奥出雲ワイン
シャルドネ2014 ボトル

辛口〜やや甘口のワインを中心に、食中酒として楽しんでもらいたいというワイン達。中でも樽熟成をした「シャルドネ2014」はスッキリした中にもふくよかな味わいと広がりを見せる、しっかり系の白。丸くバランスよく、柑橘系の香りと樽の香りが厚みや深みを感じさせてくれます。真面目な作り手の繊細な仕事。ほど良く冷やして和食やあっさりめの洋食に合わせたい。

奥出雲葡萄園
〒699-1322 島根県雲南市木次町寺領2273-1[MAP]
TEL:0854-42-3480
【営業時間】AM10:00~PM5:00
【定休日】火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌日)
【HP】http://www.okuizumo.com/

 

 

美味しく食べてキレイになる「地産地消の薬膳料理」


ミセス ロビンフッド
薬膳サラダ

「ミセス・ロビンフッド」は、地産地消にこだわる薬膳レストラン。
飯南町で採れた新鮮な旬の食材と、庭先で摘むフレッシュハーブや様々な生薬を使った薬膳料理には、「目で楽しみ、香りを堪能し、しっかりと味わい、そして体の中から元気になる」といった、食事の楽しみがたっぷりと詰まっています。

新鮮な野菜とハーブや生薬など20種類近い食材を使った「薬膳サラダ」では、大きめにカットされた野菜をしっかりと噛むことで、野菜そのものの味わいを楽しむだけでなく、肝機能を元気にし、胃腸への負担も少なくなるんだそう。

 

ミセス ロビンフッド
生薬

薬膳料理は「中医学理論」に基づいて作られますが、その土地に育つ季節の食材の力を引き出し、美味しくいただくという、先人が昔からやっていること。衣類を衣替えするように、旬の食材を食べて体の中を衣替えしていくことで、体を健やかに保てるのだそう。
生薬の中でもすべてのお料理に使われているというナツメは、女性なら毎日食べておきたいパワフルな食材。ミネラル類や食物繊維、ビタミンB群が豊富で、「なつめを1日3つ食べると老いない」と中国では言われてるほど。「ミセス・ロビンフッド」の薬膳料理には欠かせない存在となっています。

 

ミセス ロビンフッド

ミセス・ロビンフッド
〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1205-1[MAP]
TEL:0854-76-9277
【営業時間】ランチ 11:30~14:30 / ティータイム 14:30〜17:00 / ディナー 18:00〜20:00
【定休日】火曜日(祝日以外)
【HP】http://mrsrobinhood.com/

 

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美肌街道を巡る美食旅 (2) 松江エリア編