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カミエンヤツキヤマコフン

上塩冶築山古墳

島根大学医学部の北東に位置する大型円墳で、本来の直径は約46mだったと推定される。内部主体は全長約15mの切石造りの精美な横穴式石室であり、玄室にはくりぬきの横口式家形石棺を2基置く。この古墳の石室、石棺は、規模、手法とも優れ、大念寺古墳とともに出雲平野における古墳の双璧といえよう。

この古墳が発見されたのは明治期であり、副葬品には全国的に珍しい金銅製の冠、銀環、玉類、円頭大刀、ねじり環頭大刀、鉾、馬具類、土器等があり、すべて優品といえる。時期は6世紀後半に属する。

この古墳に葬られた人物の強大な勢力は、石室の規模、内容においても、副葬品の質でも遺憾なく表されている。(なお、出土品は出雲弥生の森博物館に展示されている。)国指定史跡。
出土品は県指定文化財。

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