国の名勝「旧堀氏庭園」は、江戸時代から昭和期にかけて、笹ヶ谷鉱山の経営に関わった堀家の邸宅です。
旧堀氏庭園には江戸時代から現代にかけて、8万点を超える古文書群が残されていました。津和野町では、平成25年度から令和5年度までの11年間、文化庁の補助を受けて、堀家文書史料調査事業を実施し、堀家文書の目録(全8冊)を刊行しました。本展では、堀家文書史料調査事業のうち、令和2~5年度に実施した近代史料調査の成果をもとに、近代の堀家の活動についてご紹介しています。
堀家は鉱山業を主たる家業として明治~大正期には全国各地の鉱山経営を行っていましたが、そのほか、石見水力電気会社・石見製紙会社など種々の会社経営への参画や私立病院(畑迫病院)の設置など、多角的に事業を展開しました。これによって堀家の最盛期を築いたのが、「中国の銅山王」と呼ばれた堀礼造です。本年は堀礼造の没後100年にもあたります。
初公開の史料も多数展示しています。
開催期間 | 2024年11月16日~2025年2月17日 |
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時間・休業日 | [開館時間]8:30~17:00 [休館日]火曜日(祝日の場合は翌日) |
会場 |
津和野町郷土館 津和野町森村ロ127 |
お問合せ先 |
津和野町郷土館 TEL:0856-72-0300 |
料金 | 一般400円/中高生300円/小学生150円 ※津和野町民は無料 |
ウェブサイト | https://www.town.tsuwano.lg.jp/www/contents/1731662617257/index.html |