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浜田市立石正美術館「石本正 線に込める想い」

日本画家・石本正(1920-2015/島根県浜田市出身)が考える日本絵画の素晴らしさとは、線と面だけで構成される平面的な画面によって視覚の向こう側に隠されている形態をつかもうとするところであり、そこに写実表現では成しえないリアリティが生まれるという事でした。
画家として歩み始めた30代の頃からすでにこうした信念を強く持って制作に向っていたため、生涯の作品を「線」の表現に着目して一望すると、繊細な線、強く太い線など様々に変化する様子からそのこだわりが見えてきます。
本展では、「線」に込められたこだわりや想いを、【ロマネスクの線にあこがれて】【曲線豊かな女神たちに魅かれて】【花への視線】の3つのテーマに分けてご紹介します。

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