日本の平安時代末から安土桃山時代の中世には、現在の島根県西部にあたる石見地域においても豊かな文化が花ひらき、数多くの美術工芸品が制作されました。それらはなぜ生み出され、どのような役割を持っていたのでしょうか。その疑問を紐解いていくと、当時 の人々の価値観や美意識にふれることができます。また、中世の遺品が現代まで残されているのは、それらを守り未来へつなぐという人々の営みが続いてきたためです。
本展では、約60点(重要文化財16点を含む)にのぼる中世の石見地域ゆかりの美術工芸品を4つの章に分けて展示し、それらが制作された背景、果たしていた役割、後世へ守り伝えられた営みについて考えます。
開催期間 | 2025年4月26日~2025年6月16日 |
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時間・休業日 | 前期:4月26日(土)~5月19日(月) 後期:5月21日(水)~6月16日(月) 【開館時間】 9:30~18:00(展示室への入場は17:30まで) 【休館日】 毎週火曜日(4月29日、5月6日は開館)、4月30日(水)、5月7日(水) |
会場 |
島根県立石見美術館 展示室D 益田市有明町5-15(島根県芸術文化センター「グラントワ」内) |
お問合せ先 |
島根県立石見美術館(島根県芸術文化センター「グラントワ」内) 代表:0856-31-1860 |
料金 | 【観覧料】 <当日券> 一般 1,300円(1,050円)、大学生 600円(450円) <前売券> 一般 1,100円、大学生 500円 高校生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金 ※障害者手帳保持者およびその介助者は入場無料 |
ウェブサイト | https://www.grandtoit.jp/museum/exhibition/prayer_and_beauty_iwami/ |
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