2023年08月18日 公開
島根県の自慢の一つである「大自然の恵み」を生かした、新しいスタイルの宿泊施設が増えています。
自然に囲まれながら、ちょっと贅沢に、日常の喧騒から離れゆっくりと、特別なひとときが体験できる場所を選んでみませんか。自分好みのスタイルに合わせて、「泊まること」を楽しめる新しい旅をご案内いたします。
島根本土からフェリーにゆられること約2時間半。そこにはユネスコ世界ジオパークにも認定された、島根県の離島・隠岐があります。独自の生態系や伝統文化、大地の成り立ちを感じることができる島。地球が生み出した圧倒的な景観に癒されながら、ゆるやかに流れる島時間をお過ごしください。
Photo by Kentauros Yasunaga
隠岐諸島・海士町(島前)にある「Entô(エントウ)」は、隠岐のありのままの自然を知ってもらう ”ジオパークの拠点施設” と、”宿泊施設” ふたつの役割をもちます。宿泊するお部屋は、自然の中に溶け込むような、外との隔たりがないシンプルな作り。ジオパークの雄大な自然だけを感じられる贅沢な空間です。Entôでの体験はすべて地球(ジオ)につながります。心がゆっくり解放され本来の自分に戻れるような、ここだけの新しい時間を過ごしてみませんか。
隠岐で初となるグランピング体験ができる旅館「羽衣荘」。目の前にはキラキラと光り輝く海の大パノラマが広がります。夜に近づくにつれ表情をかえる島は、美しい夕日、漁火、満天の星空とさまざまな ”ひかり” でやさしい時間が流れます。和の温もりを感じる旅館ならではのおもてなしと、気軽に楽しめるグランピングは1日1組限定。宿泊は、客室とグランピングサイトどちらも自由に滞在できるのも嬉しいポイント。オプションで今話題のサウナテント体験もできます。
海士町(中ノ島)の菱浦港から徒歩約5分という好立地ながら、ドームテントの客室からは、世界でも隠岐を含めて2か所しかない美しいカルデラ湾を一望できるのが最大の魅力。ベッドに寝ころがりながら碧く輝く海を眺めたり、外に出ればさわやかな潮風と波音に包まれ、どこにいても海を近くにゆっくりと過ごせます。SUPやクリアカヤック(6~9月)、隠岐でよく飲まれるフクギ茶のロウリュが楽しめる海辺のテントサウナなど、地域の魅力を活かしたアクティビティも盛りだくさん。
緑豊かな島根だからこそ感じられる開放感、澄んだ空気、自然の香り。プライベートが確保された空間で、ゆったりと自分の時間を過ごしてもよし、自然の中でアクティビティ体験するのもよし。心地よい場所でリフレッシュすることで、自身をリセットしてみませんか。
日本の建築家 隈研吾さん×スノーピークがコラボした今注目の「住箱-Jyubako-」が風の国に登場。住箱の内装はまるでホテルのようなラグジュアリーな空間になっており、優雅なグランピング体験ができます。緑が映える山の大自然、住箱の木のぬくもりは、心を穏やかにリラックスさせてくれます。また、約33ヘクタールの広大な敷地には、温泉・レストラン・アクティビティも準備されておりいつもとはちがう非日常がまっています。
江の川を見下ろす場所にあるキャンプスポット。背の高い木々に囲まれた林の中には、豊富な設備が揃ったトレーラーハウスを完備。最大5名まで泊まることができる広い室内には、大きなベッドルームもあり快適に過ごせるようになっています。キャンプサイトや他のトレーラーハウスとは立木で区切られており、プライベート感もしっかり確保。静けさと、緑豊かな森林のなかリラックスタイムをお過ごしください。もっと自然を満喫したい人には、江の川で楽しめるカヌー体験がおすすめ。
「飯南町ふるさとの森」近くにあるキャンプ場では、キャンピングトレーラー泊ができます。緑あふれる森林の中にあるのは、スタイリッシュで広々としたトレーラー。アメリカンUSスタイルのおしゃれな空間で、手軽にひと味違うアウトドア体験ができます。さわやかな森の香りに包まれて、心も体も癒されリフレッシュできそう。敷地内にはフィンランド式サウナもあるので、あわせて楽しめば極上の “ととのい” に出会えそうです。
住所:〒690-3403 飯石郡飯南町小田842-2
TEL:080-1639-2762
≫公式サイト
宍道湖を見下ろせる素晴らしいロケーションが魅力のアウトドア施設「ふるさと森林公園」。2021年春に全面リニューアルされました。新設された一棟貸しの「グランキャビン」はプライベート感が抜群で、ゆったりとした室内と開放的な広いテラスがあり、周りに気兼ねせず過ごせます。 バーベキューをしたり、ゆらゆら揺れるベンチやハンモック、夜は星空観察など遊び方は無限大。敷地内にはお子様も喜ぶ「ちびっこ広場」も併設しています。
豊かな自然に包まれながら、アウトドア初心者でも気軽に楽しめるグランピング。日常を離れてただゆっくり休んで・食べて・遊んで。そんな快適な滞在ができる新しいグランピング施設が続々と誕生しています。
国府海水浴場エリアにあるグランピング施設。海水浴場まで徒歩30秒の立地で、目の前には広大な海が一面に広がります。ビーチで遊んだり、マリンアクティビティを楽しんだりした後はテントに戻り、波の音を聞きながらひと休み。広々とした室内はどこにいても海を望めます。敷地に2棟のみで、ゆったりとプライベートタイムを過ごせるのも魅力。宿泊者は徒歩3分のところにある「千畳苑」4階の展望大浴場を無料で利用できます。
出雲大社から車で20分の位置にある汽水湖・神西湖(じんざいこ)。その湖畔にあるのが「グランピングベースIZUMO」です。目の前には緑豊かでのどかな風景が広がり、朝日と夕日が穏やかな湖面をキラキラと照らします。秋頃には、渡り鳥のカモが越冬しに飛来する姿を目にすることも。全テントにガゼボ(屋根付き小屋)のあるBBQテラスを併設していて、外にいながらのんびりと食事を楽しめるのも魅力。隣接している「湖畔の温泉宿くにびき」の天然温泉を無料で利用できます。
海に沈みゆく夕日が見られる名所として名高い日御碕(ひのみさき)エリアにあるグランピング施設。眼下には、雄大な日本海の絶景が広がります。7棟のドームテントは、プライベートサウナ付きの部屋やペット専用棟などバラエティ豊か。各部屋の家具や小物には「出雲ブランド」のアイテムが数多く置かれ、食事は地元食材がメインと、随所に “出雲らしさ” を体感できます。焚き火体験もでき、至福の非日常体験が満喫できます。
宍道湖の絶景を一望できる、全棟プライベートサウナ付きのグランピング施設。夕食には、島根県産の厳選食材をふんだんに使ったBBQをお楽しみいただけます。専用のプライベートガーデンも完備しており、ペット連れやお子様連れの方もゆったりと過ごせるプライベート空間が保たれています。さらに、宍道湖の湖面に映し出される壮大な朝日は、旅の記憶に残る美しさ。松江城と出雲大社の中間に位置し、観光にも最適な立地です。