ちはらおんせん
三瓶山にひっそりと湧く秘湯の湯治場。歴史を感じる浴室は、真ん中の仕切りで女湯と男湯に分かれています。〝足元湧出源泉〟と呼ばれ、湯船に浸かっていると、足元からプクプクと泡が出てきて炭酸ガスが心地よく体を包んでくれます。湯温はぬる目ですが、寒い時期は源泉を加温した五右衛門風呂で温まれます。
塩化物泉
熱の湯、保温&保湿
※しっとりポカポカが持続
温泉にはさまざまな成分が含まれており、美肌の素のカクテルともいえます。カクテルのレシピは温泉によってそれぞれ違っており、カクテルの名前が泉質名で、温泉の主な成分からつけられています。
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6.5
中性
※肌に優しい
142mg
美容力のサポーター
※温泉の恵みと
水分を肌へ運ぶサポーター
きりきず、末梢循環障害、
冷え性、うつ状態、
皮膚乾燥症
温泉ビューティ研究家
トラベルジャーナリスト
石井 宏子さん
おすすめの
お土産
古くから、「切り傷・火傷・慢性皮膚病」によいと評判で「療養専門」の温泉として知られてきた千原温泉。その源泉を持ち帰ることができます。ガーゼに浸して肌に貼り付けてパックのようにしたり、顔や頭皮にスプレーで吹きかけたり、浴槽に加えて入浴したり。自宅でさまざまな使い方ができます。持ち帰り用のペットボトルも販売されています。
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おすすめの
お土産
「寿恵久仁屋」の「鴨山だんご」は、歌聖・柿本人麻呂の歌「鴨山の岩根し枕けるわれをかも知らにと妹が待ちつつあらむ」に因んだ歴史名菓です。くるみ入り練乳とよもぎの2種類の味が楽しめる求肥餅だんごで、ほっこりするやさしい甘味と食感が人気です。高齢の方から子どもまで喜ばれるおいしさでお土産に最適です。
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おすすめの
スポット
粕渕から三瓶山へ向かう旧道沿いに雲海を望むスポットがあり、朝昼の寒暖差が大きくなる早朝に、一面の雲海が広がります。江の川や周辺の山々から霧が立ち上り、町をすっぽりと覆う景色は圧巻です。朝日が昇る早朝から午前8時ごろまで見られます。ぜひ、早起きしてカメラを片手に訪れてください。そこでしか味わえない感動が待っています。
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千原温泉
〒699-4711 邑智郡美郷町千原1070
千原温泉
住所:〒699-4711 邑智郡美郷町千原1070
電話:0855-76-0334
・JR山陰本線大田市駅から車で約60分
・中国道三次ICから車で約1時間5分
ぷくぷくと
炭酸ガスの泡が見える
茶褐色の温泉
【泉質】ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
茶褐色の温泉は、滑らかなでさっぱりした感触。二酸化炭素ガスは265mg/kgですが、自噴源泉がそのまま湯船になっているので、ぷくぷくと炭酸ガスの泡が見えます。炭酸ガスが血行促進し、塩の成分がベールとなって肌を覆い保温・保湿します。体液と同じ位の濃度の等張性で、人肌のぬくもり程の湯温。ゆっくりと浸かれば、血の巡りがよくなりじんわり温まって汗がにじんできます。