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出雲路

日常を抜け出して心と体を癒やす
“ご縁の聖地”で自分と向き合うご褒美旅

島根県の出雲路(松江市・出雲市・安来市)は、“ご縁の聖地” として名高いエリア。雄大な自然、神聖な空気感に包まれた出雲路は、五感を使って楽しめる豊かさに満ちています。

さまざまなことに追われ、慌ただしい日々。そのような中で頑張っている自分に、出雲路でご褒美を贈る旅をしませんか。

“ご縁の聖地” で今の自分と向き合い、体と心を豊かにする。明日からの自分がまた笑顔で元気に過ごしていける。そんな癒やしとパワーをいただく旅に出かけましょう。

Contents

【今の自分と向き合う】

出雲路には、多数の神社が点在しています。神前で静かに手を合わせ、これまでのご縁に感謝し未来を祈願すれば、前向きな気持ちが自然と生まれてきます。

① 出雲大社(出雲市)

縁結びの神様を祀る地

“縁結びの神様”として親しまれている大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)が御祭神の出雲大社。縁結びとは、恋愛だけではなく、人々を取り巻くあらゆるつながりのご縁を結ぶものとされています。お参りをして、自分のまわりにあるご縁への感謝と、これから待っている嬉しいなにかとのご縁を祈願しましょう。

参拝の方法

出雲大社の参拝方法は一般的な神社と異なり、「二礼四拍手一礼」。まず①2度頭を下げて礼をして ②4回柏手を打ち ③最後にもう一度拝礼します。心を込めて拝んだら続いて御本殿へ赴き、同じように手を合わせましょう。
参拝の時の服装は、目上の方にお会いする時のような気持ちで、身ぎれいな服装を心がけましょう。

凛とした空気の中を朝参り

少し早起きをして、早朝のお参りもおすすめです。朝のまばゆい光の中、凛とした厳かな空気に包まれた境内で、日々の喧噪を忘れ、心が静かに穏やかになっていくことを感じられます。参拝後に体にみなぎるのは清々しく澄んだ気持ち。晴れやかな1日が始まります。

【観光スポット情報】≫出雲大社

【関連記事】≫日本一の縁結びの聖地 出雲大社 参拝方法と周辺のおすすめスポット情報

神話と癒やしの絶景スポット「稲佐の浜」

出雲大社の西側に位置する「稲佐の浜」。旧暦10月10日には全国の神々をお迎えする神迎神事が執り行われます。日中に見る、青い空と海、白い砂浜、浜にそびえる赤色の岩「弁天島」のコントラストもとても美しいのですが、夕日の絶景はまさに一見の価値あり。弁天島をシルエットに夕日が沈む様子は幻想的で、神話の世界を体験できるかのようです。

【観光スポット情報】≫稲佐の浜
【関連記事】≫稲佐の浜から出雲大社へ。神々が通る由緒ある「神迎の道」をたどる

② 宇美神社(出雲市)

縁切りと縁結びの両方を祈願

出雲大社と国宝松江城のほぼ中間地点にあるスポット「木綿街道」。この木綿街道の西側に位置するのが「宇美神社」です。こちらには縁切りの神様「事解男命(コトサカノオノミコト)」が祀られていて、縁切りのご利益があると言われています。良い縁を得るために、まずは悪い縁やめぐり合わせを断ち切り、その後に境内の縁結神社で新たな縁を祈りましょう。縁結びのご利益があるとされる「出雲大社」に行く前に、宇美神社で悪縁を断ち切ってから参拝するのもおすすめです。

参拝は正しい作法で

お参りは拝殿へ。まず①縁切木札を購入し、切りたい縁を記入 ②神前に木札をお供えし、縁切りを祈願(二礼二拍一礼)③木札を割り、切りたい縁が書いてある札に息を吹きかけ、縁切箱に納め ④本殿を時計回りに回り、その先にある縁結神社で、心を込めて縁結び祈願をします。
間違って反時計回りに回って縁結神社にお参りすると、縁を切ったものと復縁すると言われているため注意しましょう。

【観光スポット情報】≫宇美神社

【関連記事】≫レトロ可愛いスポットから最新スポットまで!新旧を感じる「木綿街道」へ

【ゆったりした時間が流れる場所で心をほぐす】

慌ただしい日々を抜け出して、心をリセットしたい。そんなときは、ゆったりとした空気が漂う町へ出かけましょう。心穏やかに過ごせる時間がそこにはあります。

③ 木綿街道(出雲市)

ゆるりとした空気感が心地よい町

かつて木綿の集散地として栄え、今も切妻妻入塗屋造の家屋や白壁の土蔵が軒を連ねる通り「木綿街道」。ノスタルジックな町並みには、創業100年を超える老舗店がいくつもあるほか、古い家屋を再利用した飲食店やショップなども新たに誕生しています。

素敵なモノ・コトに出会える町歩き

木綿街道は、メインの通りを中心に店舗やスポットが点在しています。江戸時代に建てられた大地主の家を見学したり、国の登録文化財指定の建物で営む酒蔵でお買いものをしたり、老舗醤油店で醤油スイーツや焼きおにぎりをテイクアウトしたりと、立ち寄りたいスポットがいっぱい。昔の家屋を生かしたイタリアンやクラフトビールの店などニュースポットも見逃せません。お店の人との会話もぜひ気軽に楽しみましょう。

旅の思い出を形で残す手仕事体験

木綿街道は、職人の手仕事が今に残る町でもあります。機織り体験や、オリジナルノート作り体験のほか、創業300年を超える生姜糖本舗では、生姜糖のパッケージ作り体験ができます。そのほか、醤油テイスティングや利き酒体験など味覚で楽しめるものや、木綿街道の歴史を知ることができるものなど多彩な体験がそろっています。

【観光スポット情報】≫木綿街道

【関連記事】≫レトロ可愛いスポットから最新スポットまで!新旧を感じる「木綿街道」へ

【美しい景色でリフレッシュ】

湖、田園風景、遠くに見える山々など、出雲路は豊かな自然に囲まれています。時間とともに移り変わる自然の風景は、まさに一期一会。出雲路がくれる美しい宝物のような景色に心が洗われるようです。

④ 一畑電車(出雲市~松江市)

出雲市と松江市を結ぶローカル列車

一畑電車は、出雲大社がある出雲市と国宝松江城がある松江市を結ぶローカル列車です。ガタン、ゴトンと揺れる車窓から見えるのは、雄大に広がる出雲平野の田園風景や宍道湖の景色。心和む風景を眺めながら、約1時間の電車の旅をのんびりと楽しみましょう。

道中には全国的に珍しいスポットも

出雲大社前駅を出発して約5分のところにある「遙堪(ようかん)駅」と「高浜駅」の間では、全国的にも珍しい景色を見ることができます。朱色の鳥居がいくつも並び立つ「粟津稲生(あわづいなり)神社」は、社殿と鳥居の間の参道を車両が横切ります。鮮やかな朱色の鳥居と田園風景のコントラストも一見の価値のある美しさです。あっという間に通り過ぎるのでお見逃しなく。

水面きらめく宍道湖を眺めながら

出雲平野を抜けると、目の前には宍道湖の景色が広がります。宍道湖は、時間帯によって移り変わる風景も魅力のひとつ。朝はしじみ漁の様子、昼は穏やかな水面に浮かぶ水鳥、夕方は名高い夕日とさまざま。乗車する季節、時間によって、一つとして同じ表情を見せることはありません。

【観光スポット情報】≫一畑電車

【関連記事】≫乗る・見る・運転する!体験運転もできるローカル列車・一畑電車の魅力

⑤ 宍道湖観光遊覧船 はくちょう(松江市)

宍道湖の絶景を間近で見られる爽快クルージング

松江市街を流れる大橋川から宍道湖の東側を約1時間かけてめぐる遊覧船「はくちょう」。橋の下をすれすれで通過したり、湖に浮かぶ嫁ヶ島に近づいたりと、水都・松江の魅力を船上から存分に体感できます。オープンエア仕様の船で湖面の風を感じる爽快なひととき、目の前一面に広がる絶景はきっと忘れられない思い出になるでしょう。

朝・日没ならではの景色

より特別なクルージング体験をするなら、ぜひ朝または夕方に乗船を。朝9時30分からは「爽朝クルージング」を運航しています。日によっては、しじみ漁を行う漁師さんの様子を間近で見ることができます。「日本の夕陽百選」にも選ばれている宍道湖の夕日を楽しむなら、日没に合わせて運航する「サンセットクルーズ」を。オレンジに染まる水面、沈みゆく夕日を湖上で鑑賞できます。

【観光スポット情報】≫宍道湖遊覧船 白鳥観光

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【ご当地グルメでパワーチャージ】

訪れた地でしか味わえない名物グルメは旅の楽しみの一つ。地元の人に愛され続けているガッツリ系ご当地グルメをいただいて体に元気をチャージしましょう。

⑥ 京店商店街周辺(松江市)

石畳の通りが続く風情ある街並み

松江城の南側、京橋川に沿って東西に延びる京店商店街。石畳の通り沿いには、老舗の和菓子店や特産品が並ぶお土産店、おしゃれなカフェなど多くの店舗が軒を連ねています。京橋川には堀川遊覧船が周遊し、そよぐ柳の木と石畳が織り成す光景は、どこを切り取ってもフォトジェニック。ゆったりと街歩きをしたくなる風情に満ちています。

松江市民最愛のB級グルメ

松江市民が愛するご当地グルメ「カツライス」は、京橋川沿いにある洋食店「西洋軒」が発祥と言われています。ライスの上に揚げたトンカツ、その上に濃厚なデミグラスソースをたっぷりとかけた料理で、サクサク食感のカツとコクのあるソースは相性抜群。ボリューミーな地元ソウルフードにお腹も心も満たされます。

揚げたてホクホクのビーフコロッケ

京店商店街を抜けたすぐ先にあるのが「ミートショップきたがき」。行列が絶えないこの店の名物が「手造りビーフコロッケ」です。衣のサクサクとした食感とじゃがいものホクホク感、旨みがぎゅっと詰まったミンチの組み合わせは絶品。1個からテイクアウトできるので、揚げたてをお供にまち歩きも楽しめます。

【疲れた心と体を癒やすご褒美時間】

心と体を癒やしてリフレッシュできるスポットといえば“温泉”は外せません。効能豊かな湯で普段頑張っている自分を労わりましょう。

⑦ さぎの湯温泉(安来市)

伝説が残る温泉地で肌と心を潤す

庭園が有名な「足立美術館」のすぐ近くにあるさぎの湯温泉。白鷺が脚の傷を癒やしたという伝説が残り、かつてはこの地の歴代藩主の御殿湯でもあった歴史ある温泉です。含放射能ナトリウムやカルシウムを含む無色無臭の泉質は、体を内側からじっくりと温めてくれ、日頃の疲れがゆるやかに解きほぐされるよう。しっとりつややかな潤い肌にも導いてくれます。

良質な湯を気軽に体験できる温泉街散策

さぎの湯温泉では、温泉街を散策しながら良質な温泉を気軽に楽しむことができます。3軒の旅館に設置されたスポットはすべて旅館前にあるので、街歩きがてら触れられるのが嬉しいところ。「竹葉」にあるのは「顔湯」。温泉の蒸気をスチームのように顔に浴びることができます。「さぎの湯荘」にあるのは、足湯ならぬ「手湯」。指先からじんわりと温まり、肌のキメを整えます。「安来苑」には「やすらぎの湯(お湯かけ不動尊)」が。そっと手を合わせ、美肌と健康を祈願しましょう。

【観光スポット情報】≫さぎの湯温泉

【旅で出会った手仕事を日々の暮らしに】

旅で出会った美しいもの。毎日の暮らしに取り入れることで、出雲路の旅の記憶がよみがえり、心が元気になりそう。

⑧ 天野紺屋(安来市)

昔からの技法で作られるオンリーワンのアイテム

形に残る自分へのご褒美には、美しい藍染めのアイテムを。かつて安来市広瀬町は「広瀬絣(ひろせがすり)」と呼ばれる絣織りが盛んでした。1870年創業の天野紺屋は、この地に唯一残る藍染紺屋で、創業時から変わらぬ染色技術を代々受け継ぎ、綿・麻・絹の糸を染めています。現当主の5代目は糸染めのほかに布の型染めを行っていて、洗練されたデザインの生活雑貨も製作しています。

やさしい藍色の雑貨を日々の生活に取り入れて

どこか懐かしい雰囲気の工房に並ぶ藍色の生活雑貨。藍型染めで製作された雑貨は、現代的なデザインとやさしく温もりのある色合いで、カジュアルに生活に馴染みます。染める回数によって変わる藍色の濃淡により、さまざまな表情を見せるアイテムの数々。それは一つとして同じものはありません。ぜひじっくりと、自分だけのお気に入りを見つけてください。毎日の生活でふれるたびに旅のときめきを呼び起こし、心を癒やしてくれることでしょう。

【観光スポット情報】≫広瀬絣

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出雲路で感じた「&(つながり)」は、旅の間だけではなく、きっとこれからの日々でも心を癒やし、体にパワーを与えてくれることでしょう。“ご縁の聖地”の旅が、これからの自分をgoodにしていくきっかけになりますように。

 

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