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カドベノオオキミノヒ

門部王の碑

 「飫宇(おう)の海(うみ)の河原の千鳥汝(な)が鳴けば我が佐保川の念(おも)ほゆらくに」という歌は『万葉集』巻三「出雲守門部王、京を思ふ歌」として載っている。出雲国の国守として赴任した門部王が都を思って詠(よ)んだ歌である。門部王が出雲守に任ぜられたのは記録にないが、養老4年(720)ごろから天平5年(733)ごろまでのいずれかの時期と考えられる。

 辺境の地である出雲に来て、千鳥の鳴く声を聞きつつ、同じく千鳥の鳴く佐保川がしのばれてならなかった都人の都恋しい感情あふれる歌である。昭和39年(1964)に、意宇川(いうがわ)河口近くの阿太加夜(あだかや)神社境内の面足(おもたる)山に歌碑が建てられた。

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