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ジンザイカグラ

神西神楽

この出雲神楽は、古事記の神話を骨子として神楽化したものといわれております。
ここで、オロチを退治する素佐之男の命は、天照大命の弟で、誠に慈悲に深い上様でありましたが、勇猛で気性が荒く、大神の怒りを受け、高天原から追われて出雲の国に天下られたのであります。
このとき、出雲を流れる斐の河の上流で、八岐のオロチを退治し、土地の士族でありました足名槌と手名槌、及び娘であります稲田姫を助け、この姫と結婚するという物語を劇化したものであります。
素佐之男の命が「八雲立つ 出雲八重垣妻隠みに 八重垣造る その八重垣を」と契りの歌を詠まれたのは、あまりにも有名であり、三十一文字の和歌が今日まで多く詠まれることになった基でもあります。
オロチを退治したとき、尾から出た剣が草薙の剣で、後に天叢雲の宝剣であります。
今も熱田神社に納められ、八坂の曲玉及び八咫の鏡と共に三種の神器として、また、皇宝における皇位継承の「しるし」として、今も使用されております。

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