今から100年前、大正期の日本では、おおらかな大衆文化が広がりを見せ、それまでとは異なる新しい価値観が生まれました。
日本画の世界でも、日本美術院の再興や国画創作協会の結成、官展の改革といった大きな動きがあり、画家たちは時代の雰囲気を取り込みながら、自由で多彩な作品を描きました。
華やかな琳派の表現を研究した横山大観、写生を基礎としつつ斬新な画面を追求した竹内栖鳳、西洋絵画を参考に重厚感のある日本画を生み出した榊原紫峰や村上華岳。画家たちはそれぞれに独自の絵画表現を追求しており、それらの作品は100年が過ぎた現代の私たちの目から見ても興味深いものばかりです。
本展では、およそ100年前の大正中期から昭和初期に描かれた日本画をご紹介します。個性あふれる多彩な日本画をお楽しみください。
■ 主な出品作品
横山大観「愛宕路」 竹内栖鳳「江南春寺静」 上村松園「娘深雪」 川合玉堂「夕月夜」
榊原紫峰「青梅」「静物の図」 村上華岳「秋景」 橋本関雪「樹上孔雀図」 鏑木清方「春游」
富岡鉄斎「阿倍仲麻呂在唐詠和歌図」 土田麦僊「静物 鮭と鰯」
<新館にて開催中>
≫現代日本画名品選Ⅱ「躍進する画家たち -院展同人の新鋭を中心に-/絶景」
開催期間 | 2024年6月1日~2024年8月30日 |
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時間・休業日 | 【開館時間】 9:00~17:30 【休館日】 年中無休 ※新館のみ、展示替えのため休館日あり <新館休館日> 2024年6月13日~14日、7月1日~2日 |
会場 |
足立美術館 〒692-0064 島根県安来市古川町320 |
お問合せ先 |
足立美術館 TEL:0854-28-7111 |
料金 | 【入館料】 ・大 人:2,300円 ・大学生:1,800円 ・高校生:1,000円 ・小中学生:500円 ※本料金で日本庭園や本館・魯山人館・新館で開催中の展覧会など、すべてをご覧いただけます。 ※20名以上、100名以上の団体料金あり ※各種クレジットカード、IDの利用可 ※各種割引制度、青少年の優遇処置あり |
ウェブサイト | https://www.adachi-museum.or.jp/ |