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足立美術館 夏季特別展「日本画壇を彩る 東西の巨匠たち」

関東と関西では風土や文化が異なるように、日本画においても東西で培われてきた技術や表現に違いが見られます。
明治時代の美術界では、後に日本画の二大巨匠となる横山大観と竹内栖鳳が登場し、それぞれ東京と京都を拠点に活躍しました。
東京画壇と京都画壇はたびたび比較されますが、大観や栖鳳をはじめとする近代の日本画家たちは、流派や美術団体を異にしながらも互いに競い、影響し合いながら、新しい時代にふさわしい日本画を模索した同志といえます。

 

本展では、大観、菱田春草、安田靫彦ら主に日本美術院で活躍した東京画壇の画家たちと、栖鳳、山元春挙、富岡鉄斎ら京都画壇の画家たちの作品をご紹介します。
美人画で名を馳せた東の鏑木清方と西の上村松園なども含め、日本画壇を彩った東西の巨匠たちの芸術をご堪能ください。

 

■ 主な出品作品
上村松園「娘深雪」 竹内栖鳳「瀑布」 横山大観「春風秋雨」 川端龍子「創夜」
菱田春草「春宵」 橋本関雪「雨後之朝」 山元春挙「瑞祥」
富岡鉄斎「阿倍仲麻呂在唐詠和歌図」 安田靫彦「酔貴妃」 伊東深水「爽涼」

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