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松江歴史館 特別展「漆壺斎と勝軍木庵-花開く松江の漆文化-」

初代・小島漆壺斎(こじましっこさい、?-1830)は、松江藩松平家7代目藩主松平治郷(不昧)に取り立てられ、号を与えられた塗師です。
代々漆芸を家業とする小島家の作品は、塗りと品格のある蒔絵に特徴があり、全国でも高く評価されています。中でも初代漆壺斎の手掛けた茶道具は、不昧の美意識を伝える品として各地で大事に伝えられています。
勝軍木庵光英(ぬるであんみつひで、1802–71)は、松江藩松平家9代目藩主松平斉貴のお抱え蒔絵師でした。
光英は、豪華な高蒔絵を得意とし、棗、香合、印籠、硯箱、文台などの作品を多く残しています。
本展では、出雲の名工として名高い両者の作品を紹介し、松江藩の漆芸文化を振り返ります。

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