しおがひらおんせん
素朴な雰囲気の日帰り温泉施設「まめなかセンター」。会議室やトレーニングルームを併設した公共の施設です。浴室も湯船もこぢんまりとしていて、休憩スペースなどはありませんが、泉質の良さは温泉マニアもうなるほど。茶褐色の濁り湯は光の加減で黄金色に見えます。湯船の縁や床には湯の花がたまり、成分の濃さがうかがえます。地域の人に愛されるだけでなく、隣県から足を運ぶ人も多いとか。雲南吉田ICから約15分とアクセスが良いのも魅力。雲南・奥出雲エリアの温泉地を巡るなら必ず立ち寄りたい場所の一つです。
塩化物泉
熱の湯、保温&保湿
※しっとりポカポカが持続
温泉にはさまざまな成分が含まれており、美肌の素のカクテルともいえます。カクテルのレシピは温泉によってそれぞれ違っており、カクテルの名前が泉質名で、温泉の主な成分からつけられています。
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6.4
中性
※肌に優しい
きりきず、末梢循環障害、
冷え性、うつ状態、
皮膚乾燥症
温泉ビューティ研究家
トラベルジャーナリスト
石井 宏子さん
おすすめの
スポット
平成5年に全国で第一号の道の駅として認定されたスポット。レストランでは地元の食材を使った料理が提供され、販売所では特産品や山陰の海産物なども購入できます。隣の直売所では、掛合の新鮮な旬野菜や農産加工品も揃います。情報ステーション「駅鈴」、水と緑を中心とした公園「緑地公園」などが隣接。「駅鈴」横には水琴窟があり、涼しげな音を響かせています。
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鎌倉時代に紀州熊野から吉田に入部した田部家は、1460年この地でたたら製鉄を開始しました。江戸から明治にかけての最盛期には、奥出雲エリアは日本全体の鉄の需要の8割を賄っていたとも言われています。松江藩鉄師頭取を務めた田部家とともに栄えた吉田町は企業城下町を形成していました。町の中心に整然と立ち並ぶ20棟の土蔵群は、当時の繁栄ぶりを物語っています。
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中国地方随一の名瀑。「日本の滝百選」にも認定されています。落差40mの雄滝と30mの雌滝があり、水しぶきをきらめかせながら激しく流れる様はまさに龍。岩くつに入り、雄滝を裏側から見ることができます。滝の下流は渓谷美が広がり、うっそうと茂る木々から癒やしをもらえるはず。マイナスイオンをたっぷり吸い込みましょう。
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塩ヶ平温泉
〒690-2701 雲南市掛合町掛合821-1
まめなかセンター
住所:〒690-2701 雲南市掛合町掛合821-1
電話:0854-62-0231
上がってからも
ポカポカ感が続く
成分総計が7130mgの濃い温泉
【泉質】ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
成分総計が7130mgと濃い温泉で、湯船の底が見えないほど赤茶色の濁り湯です。茶褐色になるのは鉄分を含有しているためで、体の芯までしっかりと温まります。塩の皮膜で肌を覆い保温&保湿する塩化物泉と、せっけんのように肌の汚れや古い角質を落とす炭酸水素塩泉の相乗作用で、すべすべのツヤ肌に。塩成分がパックのように肌に残り、保温作用が持続。上がってからもポカポカ感が続きます。