ゆのつおんせん
石見銀山の一角にあり、往時は積み出し港として賑わった温泉津。「温泉」を冠する名が温泉地としての歴史を示しています。豊富に湧き出す湯は、銀山の鉱夫や運び手を癒やしていました。江戸・明治・大正・昭和それぞれの時代の建物が立ち並び、今も人々の暮らしが息づく町は、時間を閉じ込めた博物館のよう。町並み保存地区に指定された温泉街は全国で唯一。街の風情と歴史を感じ、心身に滋養を蓄えられる温泉楽園です。
塩化物泉
熱の湯、保温&保湿
※しっとりポカポカが持続
温泉にはさまざまな成分が含まれており、美肌の素のカクテルともいえます。カクテルのレシピは温泉によってそれぞれ違っており、カクテルの名前が泉質名で、温泉の主な成分からつけられています。
閉じる
6.3
中性 ※肌に優しい
109.0mg
美容力のサポーター
※温泉の恵みと
水分を肌へ運ぶサポーター
きりきず、末梢循環障害、
冷え性、うつ状態、
皮膚乾燥症
塩化物泉
熱の湯、保温&保湿
※しっとりポカポカが持続
温泉にはさまざまな成分が含まれており、美肌の素のカクテルともいえます。カクテルのレシピは温泉によってそれぞれ違っており、カクテルの名前が泉質名で、温泉の主な成分からつけられています。
閉じる
6.3
中性 ※肌に優しい
118.0mg
美容力のサポーター
※温泉の恵みと
水分を肌へ運ぶサポーター
きりきず、末梢循環障害、
冷え性、うつ状態、
皮膚乾燥症
※宿泊施設では
薬師湯と同じ源泉が使われています。
※施設によって成分濃度が異なります。
温泉ビューティ研究家
トラベルジャーナリスト
石井 宏子さん
おすすめの
スポット
日帰り温泉「薬師湯」併設の築100年になる大正時代の木造洋館のカフェ。地元食材や温泉水を取り入れた、体にも肌にもうれしい料理がいただけます。温泉水で蒸した旬の野菜、銀山が栄えた時代から伝わる「温泉津の奉行飯」、「美肌県しまね」に合わせて開発したお肌に良いと言われる島根県産の食材を使用した「美肌ぷれいと」、大田市産のビーツがたっぷり入った「華麗なるシフォンケーキ」など、ときめくものばかり。温泉、温泉津の町並みや文化、そして心尽くしの料理で、真の美と健康を磨きましょう。
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おすすめの
スポット
温泉津は銀山の積み出し港であるとともに、焼きものの産地としても栄えていました。飴色の釉薬に黒色の模様をつけた水がめ「はんど」やすり鉢などの生活陶器がここで生み出され、港から全国に運ばれました。今では2つの大きな登窯が残り、往時をしのばせます。「やきものの館」では温泉津焼の資料を展示し、陶芸体験もできます。春・秋には焼きもの祭りが開催されます。
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おすすめの
スポット
絢爛豪華な衣装とダイナミックな動き、テンポが速い八調子のお囃子が心躍る伝統芸能・石見神楽。毎週土曜の夜8時ごろから、温泉津温泉街にある「龍御前神社」で夜神楽が上演されています。温泉津や近隣地域で活躍する神楽団が、大迫力の演舞を見せてくれます。大きなヤマタノオロチが暴れ回り、エビス様がコミカルな動きで鯛を釣り上げ幸運を届け…。どんな演目に出会えるかお楽しみに。
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温泉津温泉
〒699-2501 大田市温泉津町温泉津
(一社)大田市観光協会
住所:〒699-2303 大田市仁摩町大国42-1
電話:0854-88-9950
FAX:0854-88-9960
・山陰本線温泉津駅からバス5分、温泉前下車
・浜田道大朝ICより車で60分
・山陰道湯里ICより車で約10分
・山陰道温泉津ICより車で約5分
塩と炭酸ガスのダブルの働きで
湯あがり肌はつやつやピカピカ
【泉質】
ナトリウム-塩化物泉(泉薬湯 温泉津温泉 元湯)
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(薬師湯)
泉薬湯 温泉津温泉 元湯と薬師湯と、それぞれ自噴する源泉に入れる共同浴場があります。どちらも温泉分析書では二酸化炭素泉と呼べる量ではないのですが、源泉に隣接していて、湯口ではシュワシュワと炭酸ガスの存在を感じます。泉薬湯 温泉津温泉 元湯は2020年1月にリニューアルオープン、かつての懐かしい雰囲気はそのままに、ぬるめと熱めの湯船ができました。薬師湯はレトロモダンな洋館がすてき。ですがこちらも温泉はモンスター級、温泉成分でオブジェのようになった湯船の迫力がすごい。ちょっと熱めの温泉に首までどっぷりつかっていると、じんじんきたきた~、塩と炭酸ガスがダブルで働き、手足の先がビリビリとして全身の毛細血管が開いていく感じ。みるみる血行促進して汗がふきだしてきます。身も心も要らないものが浄化された気分。湯あがり肌はつやつやピカピカです。