小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は虫を愛した作家でした。ファーブルの昆虫の本を愛読し、美しい竹細工の虫籠に松虫や鈴虫、草ひばりなどを飼い、その声音に耳を傾けていました。
また、日本の古い詩歌をたくさん拾い集め、その詩に込められた心情や自然観、あるいは虫に対する日本人の愛着心について語るとともに、ときには進化論や仏教的、哲学的随想を交えながら日本の虫にまつわることがらを西洋の読者に紹介しています。
本展では、虫や小動物が主役となる作品を糸口に、愛用の虫籠、直筆原稿、著作にみる昆虫のイラストなどの資料を中心に展示します。
八雲が最も健全で幸福であるという日本人の自然に対する態度、あるがままの自然を受け入れ、虫や蛙などかそけきものの中にも「美」を見出してきた日本人の心に光をあてていきます。
開催期間 | 2022年6月26日~2023年6月11日 |
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時間・休業日 | 【開館時間】 [4月ー9月]8:30~18:30(受付は18:10まで) [10月ー3月]8:30~17:00(受付は16:40まで) 【休館日】 年中無休 <臨時休館日> 2022年6月15日(水)、9月14日(水)、12月21日(水) 2023年3月8日(水) |
会場 |
小泉八雲記念館 松江市奥谷町322 |
お問合せ先 |
小泉八雲記念館 TEL:0852-21-2147 FAX:0852-21-2156 |
料金 | 【入館料】 ・大人:410円(団体320円) ・小中学生:200円(団体160円) 【小泉八雲記念館・小泉八雲旧居2館共通券】 ・大人:560円 ・小中学生:280円 |
ウェブサイト | https://www.hearn-museum-matsue.jp/exhibition-insects.html |