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小泉八雲記念館 企画展「小泉セツ-ラフカディオ・ハーンの妻として生きて」

1890(明治23)年、アメリカの雑誌記者として日本にやってきたラフカディオ・ハーン。松江では「ヘルンさん」と親しまれたその人の妻となったのが、松江の士族の娘小泉セツでした。小泉セツの64年の生涯を通して夫とともに過ごしたのは13年9ヶ月。おそらく彼女が最も生き甲斐を感じ美しく輝いていた時期だったのでしょう。

 

本展は、西洋人の妻としてたくましくたおやかに時代を生き抜いたひとりの女性にフォーカスしていきます。『怪談』出版から120年、ハーンの没後120年を迎える今年、夫の再話文学創作における最大の功労者、小泉セツの生涯に光をあてることによって、セツというフィルターを通して、作家ラフカディオ・ハーンを見つめなおしてみたいと思います。

 

[展示テーマ]
第1章|セツの生い立ち
第2章|セツとハーンの物語
第3章|小泉八雲夫人

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