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島根随一の桜の名所・雲南市。春風そよぐ神話のふるさとへ

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2023年03月08日 公開

島根県の山あいに広がる雲南市は、出雲縁結び空港から車で約30分。歴史ロマンに彩られた絶好のレジャーエリアです。四季の景観も美しく、特に市の花にもなっている「桜」は、名実ともに市のシンボル。

街を流れる「斐伊川」と「三刀屋川」沿いに咲く桜並木は、一度は行ってみたい県内屈指の桜の名所!毎年春になると、美しい花を咲かせ人々を楽しませてくれます。

今回は開花時期や夜桜などの見どころに加えて、雲南市で楽しめる観光スポットも合わせてご紹介。春のお出かけスポットとして訪れてみてください!


\雲南市ってこんなところ/

豊かな自然に抱かれた雲南市は、6町村が合併して誕生した市だけにエリアによって楽しみ方もさまざま。

ヤマタノオロチ伝説が伝わる斐伊川や神話ゆかりの古社、遺跡といった歴史スポット、温泉、そして郷土色が濃いご当地グルメと、あますことなく旅を満喫できます。最近では体験プログラムも増加中です。

松江市・出雲市の主要観光地から車で30~40分程度の距離感はドライブにもおすすめ。


いつ咲く?雲南市の桜の開花時期

花見なら「斐伊川堤防」&「三刀屋川河川敷」へ

JR木次駅からほど近い「斐伊川堤防」、三刀屋町の「三刀屋川河川敷」は外せません。例年、ぼんぼり点灯も実施し、期間中は多くの見物客で賑わいます。このほかにも、高台の花見公園「丸子山公園」、「段部のしだれ桜」もあり。

見ごろは、3月下旬~4月上旬ごろ

王道のソメイヨシノは例年3月下旬~4月上旬が見ごろ。そのほかにも雲南市では、3月初旬から見られる河津桜、遅咲きの緑の桜「御衣黄(ぎょいこう)」と、時期によって異なる品種を見られます。また、雲南市は南北で高低差があるため、場所によって開花時期がことなります。雲南市観光協会HPでは、開花情報を更新しているので、まずはそちらをチェックしましょう。

斐伊川堤防桜並木

約2kmの桜のトンネル!中国地方随一の名所

「日本さくら名所100選」に認定されている名所のひとつで、例年3月下旬~4月上旬が見ごろ。JR木次駅のある斐伊川東側の堤防一帯に、ソメイヨシノや、エドヒガンオオシマなど、異なる品種およそ800本もの桜が咲き乱れます。土手沿いに約2kmにわたって続く絶景の桜トンネルを、ゆっくりと歩けば特別な思い出になるはずです。

夜桜さんぽも心地いい♪ ご当地グルメの食べ歩きも

開花時期に合わせてぼんぼりが点灯、さらに桜並木の中央部でライトアップも。照明点灯は日没から23時ごろまで行われ、辺りは昼間と打って変わり、幻想的な景観が広がります。4月初旬には桜祭りも開催。また、駅からも近く、周辺には飲食店やカフェも点在。テイクアウトグルメを販売しているお店もあるので、桜を愛でつつ、ご当地の味も楽しめます。

■ 最寄りの駐車場は?

木次駅前商店街に常設の無料駐車場があるものの期間中は混雑。斐伊川河川敷に設けられた無料の特設駐車場を利用しましょう。
2023年には桜をイメージした新ラッピング列車も登場。鉄道を利用してのんびり春旅するのもおすすめです。

[車の場合]尾道松江道三刀屋木次ICから車で約4分
[鉄道の場合]最寄り駅JR木次駅から徒歩3分

斐伊川堤防桜並木
〒699-1332 雲南市木次町木次 [map]

フォトスポット「願い橋」

桜並木の南あたりに架かる潜水橋で別名「願い橋」。橋の上から一直線に連なる桜並木が望める、絶好のフォトスポット!地元を舞台にした映画「うん、何?」で ”願いが叶う場所” としても登場したスポットです。
そのほか、桜並木の南東に位置する「木次公園」からは、桜のトンネルを見下ろすような景色が見られます。

三刀屋川河川敷公園

川辺に続く桜のプロムナードは、花見を2度楽しめる

国道54号線沿い、三刀屋川両岸の河川敷に広がる名所。ソメイヨシノや八重桜をはじめ、約1000本もの美しい桜を咲かせます。のどかな川の流れとやさしい花の香りで春を感じつつ、芝生広場では、桜の木の下で弁当などを広げてピクニックを楽しめます。また、近くの高台にある「三刀屋城址公園」も花見スポットで、眼下には河川敷の桜並木を一望。河川敷・公園ともに例年の見ごろは3月下旬、開花に合わせてぼんぼりの点灯もあり。

4月中旬以降は不思議な緑色の桜「御衣黄」が見ごろ

ソメイヨシノの開花から遅れること2週間。緑色の桜「御衣黄(ぎょいこう)」が見ごろに。開花直後は黄色みがかった白色で、徐々に淡い緑色に変化し、ピークを過ぎると少し赤みを帯びてきます。この色の変化も御衣黄の醍醐味のひとつ。現在は100本以上が植わり、国内でも類を見ない規模を誇ります。

■ 最寄りの駐車場は?

三刀屋川沿いに延びる国号54号線沿い、「三刀屋橋」西側に利用無料の常設駐車場があります。そのほか直接、河川敷へ乗り入れできる特設駐車スペースも。
[車の場合]尾道松江道三刀屋木次ICから車で約3分
[鉄道の場合]JR木次駅から車で約5分

三刀屋川河川敷公園
〒690-2404 雲南市三刀屋町三刀屋 [map]

桜のまちの応援隊「桜守」

雲南市に桜が植えられ始めたのは明治の末期。斐伊川堤防に植えられて以来、各地に植えられ、町民を中心とする有志によって守られてきました。その中で、雲南市内の桜の管理を担うのが「桜守(さくらもり)」。2週間程度の開花のためだけに、一年を通して丹精込めて手入れしています。先人たちが愛し、今や市のシンボルとなった桜。そのヒストリーも踏まえて観賞すれば、花びらの一つひとつが愛おしく感じられそうです。

まだある!雲南市のおすすめ桜スポット

■丸子山公園(大東町)

雲南市大東町の高台に広がる憩いスポット。例年3月下旬~4月中旬にはソメイヨシノ約480本が咲き揃います。斜面を活かした滑り台やアスレチック遊具など、プレイパークが充実していて、子ども連れに人気です。

〒699-1251 雲南市大東町大東 [map]

■段部のしだれ桜(加茂町)

個人所有の木ながら、樹齢300年以上と推定され市の天然記念物に指定。樹幹周囲3.1m、樹高14mと巨大で、枝の先端は地面につきそうになるほど垂れ下がっています。駐車場は桜の木から100mほどの場所にあり。
※周辺の道幅は狭いため、時間帯によっては混み合うことがあります。ライトアップの時間帯は、駐車場が暗いので運転にはご注意ください。

〒699-1122 雲南市加茂町三代494[map

\その他にも、島根県内には桜スポットが満載/

桜だけじゃない!雲南市の魅力

春先の桜以外にも、神話ゆかりの神社をはじめ、雲南市にはまだまだ魅力がいっぱい。効能豊かな温泉、バリエーション多彩なグルメ、体験など、桜と合わせてチェックしておきたいコトをピックアップ。

「神話」のふるさとをめぐろう

雲南市はヤマタノオロチにまつわる神話が数多く残ります。その中で、立ち寄っておきたいのが「須我神社」。古事記に記される日本で最初のお宮であり、和歌発祥の地です。
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効能・歴史さまざまな「名湯」揃い

出雲国風土記にその名が記される「出雲湯村温泉」をはじめ、各地に温泉が点在。気軽に立ち寄れる日帰り温泉施設も多く、地元の利用者や美肌の湯をもとめて観光客も数多く訪れます。
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自然豊かな「食」の宝庫

雲南名物の焼きさばをはじめ、食のバリエーションも豊富。サバを丸ごと焼き上げた野趣あふれる「焼きサバ」は、「斐伊川堤防」桜堤近くの商店街などで味わえます。そのほか、ワイナリー「奥出雲葡萄園」ではワインに合わせ、絶品ピザなどが楽しめます。
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非日常「体験」がお待ちかね

年々アップデートを続ける巨大迷路「ドラゴンメイズ」は、子ども連れに評判のレジャースポット。制作体験のほか、JR木次駅構内にある雲南市観光案内所では自転車の貸出しも。電動マウンテンバイク「E-BIKE」によるレンタサイクルなら、お花見サイクリングを楽しめます。
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