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出雲市・キララビーチ海岸沿いを遊びつくす!キララ多伎とWINDY FARM ATMOSPHEREへ

島根県出雲市の最西端にある多伎町は、コバルトブルーの海が広がる県内有数の美景スポット。出雲大社まで続くキララビーチライン(海岸線)は、日本海が一望でき、夕方になると美しい夕日が見られることからドライブコースとしても人気です。また、出雲大社からは車で約30分、近くには山陰自動車道もあるなどアクセスの良さから年間を通じて多くの利用客が訪れます。


左:キララビーチ 右:WINDY FARM ATMOSPHERE(出雲・風のブランコ)

道の駅「キララ多伎」をはじめ、海水浴客で賑わうビーチ、2023年5月にはホテルやレストランなどを併設した複合施設「WINDY FARM ATMOSPHERE(ウィンディファーム アトモスフィア)」がオープンしました。大人から子どもまで楽しめる、今行くべきスポットが盛りだくさんな ”キララ多伎エリア”。この地域ならではの魅力をたっぷりご紹介します!

出雲の西の玄関口 道の駅「キララ多伎」

明るい赤瓦がひときわ目立つ、洋風建築が印象的な道の駅「キララ多伎」(※以下、キララ多伎とする)。山陰自動車道も近いことから「出雲の西の玄関口」とも言われており、旅の途中に気軽に立ち寄れる休憩スポットとしても賑わっています。

コバルトブルーの海が楽しめる

キララ多伎の大きな特徴は、目の前にコバルトブルーに輝く日本海を一望できるところ。そして、道の駅という名の通り駐車場も広く、大型車を含めて約370台も駐車可能。EV車充電器など快適なドライブをサポートしてくれる設備も充実しています。
施設内には、特産品がずらりと並ぶ売店、手軽に味わえるフードコード、テーブルと椅子が準備された休憩スペースがあります。ガラス張りの開放的な休憩スペースから、輝く透き通った海原をのんびりと眺めていると、旅の疲れもリセットできそうです。

運が良ければイルカを見ることができるかも?! キララビーチ

キララ多伎の海側には、ファミリーでも楽しめる白い砂浜・遠浅の「キララビーチ」があります。毎年多くの海水浴客が訪れ、運が良ければイルカの泳ぐ姿が見られるかも。

中国地方で1番早い海開き

キララビーチは、晴天率の高い6月頃に海開きがスタート。海の家(例年7月中旬オープン)や更衣室、温水シャワー、トイレ、足洗い場などの設備もそろっているので、海でのレジャーを楽しみたい人には嬉しいスポットです。海水浴の方専用の「無料臨時駐車場」も準備されているのでシーズン中はご利用ください。

ここにも注目!野生のイルカに会える

水面を眺めていると、運良くイルカを間近に観察することもできます。早朝の風がなく波が穏やかな日は特に発見しやすいとのこと。
イルカが近づいている情報は館内放送でお知らせしてくれるため、施設からのアナウンスに耳を傾けてみましょう。

『日本の夕陽百選』にも選ばれたキララビーチから眺める夕日

島根県内には美しい夕日を眺められるスポットが多く、キララビーチも島根を代表する絶景夕日スポットのひとつ。ここから見える夕日は「日本の夕陽百選」にも選ばれており、海水浴場としてだけでなくサンセットビーチとしても知られています。
夕暮れ時の18時過ぎになると、オレンジ色に染まる日本海の絶景を見ようと多くの人が足を運びます。おすすすめは空気が澄んでいる5月~7月初旬。

施設内の休憩スペースからも夕日を見られますが、外のテラスにあるベンチでゆっくり潮風を感じながら見る夕日は格別です。

フォトスポット

モニュメント “KIRARA” 横にある「トントゥオブジェ」の間に沈む夕日も必見です。
出雲市はフィンランド共和国のカラヨキ市と姉妹都市提携をしており、「トントゥ」とはフィンランドの精霊。トントゥと一緒に写真を撮れば、もしかしたら幸せが訪れるかもしれません。

 

ビーチを楽しみつつ、道の駅「キララ多伎」でイチジクを味わう!

キララ多伎は、海水浴や夕日を楽しめるのに加えて、地元ならではのグルメも楽しめます。特に、蓬莱柿(ほうらいし)というイチジクがふんだんに使われたグルメが多く、地元の人だけでなく観光客からも評判です。

「蓬莱柿」とは、島根県多伎町で生産されているイチジクの希少品種。多伎いちじくと呼ばれ、糖度が高く甘みが強いため柿のような風味が味わえます。果肉が柔らかくジューシーなので、生で食べるのはもちろん、ジャムや干しイチジクといった加工品としても活用されています。

地元の特産品 多伎いちじくを使った商品がたくさん

キララ多伎の売店には、島根県産の食材を使ったお土産やグルメがたくさん並んでいます。多伎町特有の自然環境と潮風で育った「多伎いちじく」は人気があり、ジャムや干しイチジクなどの加工品はお土産にも最適です。

旬である7月下旬~10月末の期間は、近くの集荷場でスタッフが厳選した採れたての「生イチジク」を仕入れ即店頭へ。入荷数に限りがあり、完売する日もあるそうなので、美味しい生イチジクを味わいたい人は早めに足を運びましょう。毎年9月には多伎いちじくを使ったスイーツの販売など、より魅力を知ってもらおうと「多伎いちじくフェア」も開催されます。

多伎町に醸造所を構える『出雲多伎ブルワリー』が販売している「イチジクビール」も購入可能。イチジクの甘みとほどよい酸味が合わさったフルーティーな味わいは男女問わず美味しく頂けますよ!

■ 海鮮たこ焼きやいちじくソフトが楽しめるフードコート

施設内のフードコートには、海鮮たこ焼きやいちじくソフトなど、その場ですぐに食べられるグルメがラインナップ。
「海鮮たこ焼き」は人気があり、大きなたこ・えび・ほたての入ったアツアツのたこ焼きは、多くの利用客に注文されています。ほかにも、「いちじくシャーベット」のようにあっさりとした味わいが楽しめるスイーツもおすすめです。

■ イチジクを使ったパンが人気の「パン工房 キララベーカリー」

隣接している「パン工房 キララベーカリー」は、朝から地元の人も買いに来るほどの人気のパン屋です。
「いちじくくるみぱん」は、クルミ入りの生地に干しイチジクがたっぷり練りこまれており、食感も楽しめるのでぜひ味わってほしい一品。ほかにも、売り上げNo.1の焼き立てのパニーニはクセになる美味しさです。店内奥にはイートインコーナーがあり、海を眺めながら食べることも可能。

道の駅「キララ多伎」の敷地内には、日本海で獲れた新鮮な食材を使った料理が楽しめる「海鮮丼屋ごゑん」、ラーメン工房「海」、2023年7月には自家焙煎珈琲「Azu.coffee roastery」がオープン。グルメが楽しめるスポットが集結中です!

見晴らしの丘公園キララコテージにも行ってみよう

キララ多伎から車で数分、海沿いの高台にはコテージ6棟・ログハウス10棟・オートキャンプ場8サイトを備えた「キララコテージ」があります。眼前に広がる壮大な景色のなか、バーベキューやキャンプなど、さまざまなアウトドアアクティビティも楽しめます。

コテージには、4人用と6人用のコテージがあり、それぞれにキッチン、トイレ、シャワーが完備されています。Wi-Fiやテレビなどの設備も整っているため、グループやファミリー層はもちろん、アウトドア初心者や女性のみのグループでも快適に過ごせます。

絶景を眺めながらアウトドア体験できる

キララコテージでぜひ行ってほしいところが、子どもも楽しめる坂の上にあるアスレチック。ここの頂上からは、広々とした日本海を一望でき、天気の良い日は遠くの地平線まで鮮明に見えます。

また、コテージのすぐ近くには屋根付きのバーベキュースペースもあります。日帰りで楽しめるバーベキュー付きのプランもあるので手ぶらで気軽に行くことも。カップルからファミリー、友人同士など滞在スタイルに合わせて過ごしてください。

[キララ多伎周辺情報]

この多伎エリアには、日帰り温泉施設や中国地方初の本格タラソテラピー施設(宿泊可)もあるので合わせてお楽しみください。

道の駅「キララ多伎」
〒699-0902 出雲市多伎町多岐135-1[map
TEL:0853-86-9080

見晴らしの丘公園 キララコテージ
〒699-0901 出雲市多伎町久村182-1[map
TEL:0853-86-9088

地方再生を目指す「WINDY FARM ATMOSPHERE」

道の駅キララ多伎だけでなく、ビーチライン沿いにある多伎・湖陵エリアには、2023年5月に複合施設「WINDY FARM ATMOSPHERE」がオープンしました。自然の地形を生かした 「夕日を臨む大型レストラン」、「全室オーシャンビュー「崖の中」のホテル」、テイクアウトフードショップを併設した「パーキングエリア」 など見どころ満載なエリアに変貌。

山陰の新たな交流拠点!

この施設のコンセプトは「食から始まる地方創再生プロジェクト」。出雲地方の豊かな食材を活かし、多くの人たちが「訪れたくなる町、働きたくなる町、住みたくなる町」になるような交流拠点を目指しています。スタッフも島根県へ移住した人、地域住民が一緒になって新たな町へと作り上げている真っ最中。
敷地内をまっすぐ横切る道路は、島根県中部と出雲大社を結ぶビーチラインになっているため、今後のさらなる発展が期待できます。

気軽に立ち寄れるパーキングエリア

広大な敷地に設置された「パーキングエリア」は200台の駐車が可能。ゴールデンウイークや夏休みといったハイシーズンでも余裕を持って駐車できるスペースが確保され、いつでも気軽にアクセスできるのが魅力です。フードショップやお土産ショップを併設しており、最高のロケーションのなか、バラエティ豊かなフードメニューがお楽しみいただけます。2階の展望スペースは海風を感じながら日本海が一望できる新たなビュースポットです。

テイクアウトスタイルで提供するフードショップでは、地元の食材にこだわったグルメが堪能できます。バーガーショップ「IZUMO KORYO CLIFF BURGER」では、しまね和牛100%のパティを使用しており、ハンバーガーはどれもジューシーでボリューム満点。その隣にあるコーヒーショップ「GOOD SUNSET COFFEE」では、出雲の生姜を作った出雲ジンジャーラテをはじめ、全国的にもまだ珍しい、きめ細かい泡でクリーミーな口当たりが特徴の「ドラフトコーヒー」などが味わえます。

そのほかにも、ここでしか味わえない多伎の藻塩を使用したアイスなど素材を活かしたアイスクリーム店や、キッチンカーラーメン店もぜひ立ち寄ってみてくださいね!

フォトスポット

道路を挟んで海側に行くと、日本海をパノラマビューできる絶景ブランコ「出雲・風のブランコ」があります。このブランコは、広い海に向かって日本海に飛び立つような気分を味わえるのが魅力。フォトスポットとしても人気があるので、思い出の一枚を残すのにピッタリ。

全室オーシャンビュー&崖の中のホテル「IZUMO HOTEL THE CLIFF」

海の青さ、波の音、砂の匂い、自然とともに美しい時間を部屋で堪能してもらうため、テレビもないサイレントなホテル。わずか8室の客室は砂浜から約10mの断崖の中につくられており、それぞれ最良の風景を楽しめるよう、異なる方向に設計されています。

スタイリッシュで落ち着いた雰囲気の客室には大きな窓が設置されており、日本海を一望。テラスには雄大なサンセットを心ゆくまで楽しめるようジャグジーが付いており、ゆるやかに流れる時間、空と海を静かに見つめながら非日常体験を叶えてくれます。食事は地上のレストラン「GARB CLIFF TERRACE」で、島根の旬の食材をふんだんに使った宿泊者限定の贅沢なメニューが楽しめます。

宿泊者だけが利用できる、貸切プライベートサウナでは、日本海を眺めながらゆっくりと汗を流しリフレッシュ。サウナストーンにアロマ水をかけて漂うロウリュの香りに癒されながら体を温め、水風呂に浸かってから心地良い潮風で外気浴すれば、至極の “ととのう” を体感できるでしょう。

このホテルは見た目やサービスだけでなく、サステナブルな取り組みにも力を入れています。客室のカウンターの天板にプラスチックの廃材を再利用したり、プラスチックボトルのドリンクを採用しないようにするなど、持続可能な取り組む姿勢が各所に感じられます。またアメニティは、環境にも配慮して作られた英国のバンフォードを採用。

島根の食材を堪能できるレストラン「GARB CLIFF TERRACE」

「WINDY FARM ATMOSPHERE」の中で最も注目なのが、大型レストラン「GARB CLIFF TERRACE」です。日本海に向かったカウンター席、開放的なテラス席、ボックス席など総席数は180席と広い店内。
ランチはキラキラと輝く水面を眺めながら、ディナーは美しい夕日を眺めながらロマンチックなひとときが過ごせます。レストラン内からはもちろんですが、天気の良い日は外のテラスで心地良い潮風と絶景を眺めながら食事をするのもおすすめです。

島根食材の魅力を活かしたオリジナルメニュー

島根県の伝統的な食材や調理法をベースとしてシェフの自由な発想で生み出したグルメからは、どこか懐かしくも新しい食の体験を感じさせてくれます。「しまね和牛の薪火グリル」や「地魚の薪火グリル」など、薪火の特製グリラーで仕上げた料理から、肉厚な出雲シイタケのステーキ、仁多米と地穴子を使った土鍋ごはん、出雲ざんざいパフェとメニューも豊富。
ドリンクも、出雲の地酒「出雲富士」や地元のクラフトビール、夕日をイメージしたノンアルコールカクテル「マジックアワー」など、アルコール以外のドリンクにも出雲素材へのこだわりを強く感じます。

オープンキッチンからは、料理が出来上がっていく迫力ある調理風景と、香りや音が食欲を刺激。レストランの外にはスタッフが愛情込めて育てている野菜畑もあります。収穫のタイミングが合えば採れたての野菜をシェフが料理に盛り込んでくれるため、より特別感のある食事になるでしょう。

WINDY FARM ATMOSPHERE

■IZUMO KORYO PARKING AREA
〒699-0816 出雲市湖陵町大池5-1[map

■IZUMO HOTEL THE CLIFF
〒699-0901 出雲市多伎町久村1870 B1F[map

■GARB CLIFF TERRACE Izumo
〒699-0901 出雲市多伎町久村1870[map


東西にビーチラインが伸びる出雲市多伎町。コバルトブルーに輝く海を眺めながら休憩や食事、海水浴やショッピングなど自然を満喫できるさまざまな遊びが満載。季節ごとに異なるイベントが開催されるなど成長を続けているエリアです。訪れるたびに新しい発見や感動的なロケーションに心も身体も満たしてくれる、そんな新たな楽園に行ってみてはいかがでしょうか?

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