2020年10月09日 公開
島根には、子どもと一緒に見て・触れて・体験して、親子で楽しめるスポットが充実しています。家族旅行では、各地の有名スポットとあわせてぜひ立ち寄って、いっぱい思い出を作りたいですね。
旅先でのワクワクする体験は、子どもにとって忘れられない思い出になります。1か所でじっくり楽しむのもよし、めぐって楽しむのもよし。親子で島根の旅を楽しんで、笑顔あふれる時間を過ごしてください。
安来駅から東へ3kmほどのところにある、ミカン狩りが楽しめる山陰で最初にできたミカン農園。カルシウムを補給したこだわりの土で5品種のミカンを栽培しています。園内ではミカンの食べ比べができるほか、レジャーシートを敷いて食事をすることも可能です。先端が丸くなっているハサミを使ってミカンを摘み取るので、子どもと一緒に安心して楽しめます。ミカン狩りは毎年10月中旬~11月下旬まで開園。
花と鳥のテーマパーク。約1万株の花が咲き誇る花の大温室があり、鳥のエリアではフクロウやペンギン、熱帯鳥など約90種類の鳥たちに出合えます。「フクロウショー」やペンギンたちの散歩に癒されたり、一部の鳥たちにはエサをあげたり、手の上に乗せたりと実際に鳥たちとふれあうこともできます。夏休みやハロウィンといった季節ごとのイベントもお楽しみ。島根県観光キャラクター「しまねっこ」のお家は撮影スポットとしてもオススメです。小さな子ども・赤ちゃん連れの方はベビーカーの貸し出しを利用して、園内をゆっくり散策しましょう。
四季折々の花を楽しめるスポット。園内には花で模様を描く「模様花壇」や、春はポピー、夏はヒマワリ、秋はコスモスなど季節の花が彩る「花の丘」のほか、花に包まれたかわいらしい雰囲気の写真を撮影できるスポットもあります。広々とした芝生エリアや、すべり台などが楽しめるコンビネーション遊具が設置してあるエリアは、子どもたちに特に人気。隣にある西日本で唯一の国の特別天然記念物・トキが観察できる「出雲市トキ公開施設」にも立ち寄ってみましょう。
中国地方最大級の温水・遊泳プールを備える大型屋内施設。子どもに一番人気のスリル満点・ウォータースライダーは全長116メートルで豪快な川下り気分を楽しめます。頂上からジグザグに滑り降りる「ロデオマウンテン」や、すべり台付きの「幼児プール」などもあり、年間通してプール遊びを満喫できるのが魅力です。ウォータースライダーとロデオマウンテンは身長120cm以上であることが利用条件。水着やキャップのレンタルはないので忘れず持参しましょう。(売店での販売はあります)
子どもから大人まで楽しめる体験型の科学ミュージアム。館内には科学の原理を実感できる約40の常設展示が備えてあります。土・日曜、祝日や夏休みには、予約なしで参加できる実験やものづくりの教室、サイエンスショーなど盛りだくさんのイベントが開催されています。また、「木育(もくいく)」を目的とする木を使ったおもちゃが常設してあるコーナーも人気です。
島根県の河川や宍道湖、中海に存在する約200種の生き物を水槽展示する水族館。大小さまざまな水槽で生き物を紹介。なかでも「あそびっ湖まなびっ湖ひろば」にある「だんだんタッチプール」では、アメリガザリガニにタッチして遊んだり、魚を真横や下から観察したりと水の生き物を身近に感じることができます。2019年に新設されたばかりの「シラウオ水槽」は、体が透き通ったキレイな魚・シラウオを見られるオススメスポットです。
山陰最大級の巨大迷路「ドラゴンメイズ」。スタンダード、おろち、忍者、スーパーコースの4つから選ぶことができるほか、毎年攻略ルートが変わるので何度でも訪れたくなる注目のレジャースポットです。「出雲流忍者屋敷」では、体力と頭を使って迷路を進み、手裏剣でヤマタノオロチを退治してゴールを目指します。ミステリアスなアウトドアスポーツを楽しみましょう。
日本最大規模の二重ループ方式道路「奥出雲おろちループ」の頂上に立つ道の駅。軽食コーナーでは奥出雲和牛を使った「焼肉丼」のほか、「えごまソフト」や「黄金ほのかソフト」といった地元ならではのスイーツも味わえます。道の駅周辺では、展望台で奥出雲の山里風景を眺めたり、秋には紅葉を楽しんだり。11月まで運行しているトロッコ列車「おろち号」の写真撮影ポイントでもあります。四季折々の表情を見せる奥出雲に、親子でドライブに出かけてみるのもいいですね。
※トロッコ列車「奥出雲おろち号」は2023年11月23日をもって、運行を終了いたしました。
化石や動物のはく製のほか、島根の山野に生息している生き物たちを標本などで紹介する博物館。2020年6月のリニューアルでは、子どもたちの五感を刺激するキッズスペース「ふしぎの森であそぼう!」が登場し、森をモチーフにした部屋では実物を見たり、さわったりして自然を学ぶことができます。動物、昆虫、鳥といった生き物や、植物や天文などの自然に関する図鑑・絵本も充実しているので、興味のあるジャンルについて調べてみましょう。
ゆったりと時を刻む世界最大の一年計砂時計「砂暦」が目玉の施設。一躍有名になった少女漫画「砂時計」の出演者によるメッセージや脚本などが並ぶ特設コーナーがあるほか、砂を敷きつめた盤を指でなぞって遊ぶ「サンドアート」や「砂絵」など、見て・触れて・体験して楽しめる要素が満載。親子で体験できる「クリアキャンドル制作」はオリジナルのキレイなキャンドル作品の制作を楽しめます。持ち帰って飾るのもよし、お土産にもピッタリです。
中四国地方最大級の規模を誇る水族館。アクアスだけのシロイルカパフォーマンス「幸せの縁 ミラクルリング」が有名です。日本海の魚を中心に、人気のダイオウグソクムシやチンアナゴ、大型のサメやエイなどさまざまな海の生き物を見ることができます。生き物にふれることができるタッチプールや遊具で遊べる「キッズルーム」、木製アスレチックを設置する「アクアスランド」など子どもが楽しみながら体験できるスポットがいっぱいです。
「次世代を担う子どもたちのための美術館」をテーマに誕生した施設。絵画から現代美術まで、子どもの感性と創造力を養うさまざまなジャンルの子ども向けの企画展が開催されています。体験型の作品紹介が多く、見るだけでなく、触れたり動かしたりと子どもたちが楽しみながらアート作品に親しみを持てるのが魅力。毎週末の午後には誰でも気軽に参加できる「ホリデー創作活動」を開催。つくることでアートを体感できます。
益田市匹見町の山間にある巨大迷路「ランズボロ―メイズ匹見」と傾斜に建てられた建物の中で不思議な感覚を体験できる「匹見ミステリーハウス」。「ランズボロ―メイズ匹見」は体力と知力を駆使してゴールを目指すゲームで、子どもも大人も一緒になって親子で楽しむことができます。「匹見ミステリーハウス」では、視覚と平衡感覚を混乱させるような日常にはない不思議体験を味わうことができます。
津和野の玄関口となるJR津和野駅の前には、SLが展示されています。このSLは1900年代にJR山口線を実際に走っていた車両で、見学だけでなく運転席に座って運転手気分を味わうこともできます。SLをバックにしたり、運転席で運転手になり切ったり、写真を撮れば親子の思い出になること間違いなし。土日にはSL「やまぐち」号が運行するので、SLに手を振って楽しむのもいいですね。
〒699-5605 鹿足郡津和野町後田 [MAP]
TEL:0856-72-1771(津和野町観光協会)
【詳細情報】≫SLやまぐち号(津和野町観光協会)
かっぱ伝説と北前船で栄えた町を水の上から遊覧船でまったり散策。西郷漁港からスタートして水祖神社までのコースの途中には、野鳥の観察や季節の花々を楽しめるスポットもあります。所要時間は約45分で、「隠岐ポートプラザ」そばなので飛行機やフェリーの待ち時間にもピッタリです。親子でプチ旅気分を楽しみましょう。毎年4月1日~10月31日に運行で、事前予約が必須。
〒699-5605 隠岐の島町中町目貫の四 隠岐ポートプラザ1F [MAP]
TEL:08512-2-0787(隠岐の島町観光協会)
【詳細情報】≫かっぱ遊覧船(隠岐の島町観光協会)
今回は、島根県の各地にある、親子で楽しめるスポットを17か所ご紹介しました。“しまね旅”を通していろいろな経験をして、家族でかけがえのない時間を過ごしてくださいね。
\アクティビティ、伝統芸能、アートに触れる体験など、子どもと一緒に「五感」を刺激する旅へ!/