猪目洞窟(イノメドウクツ)
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奥行50mの海食洞窟で、『出雲国風土記』に黄泉(よみ)の穴とあるのはこれらしい。入口付近を中心に厚さ8〜9mの堆積層があり、層の中に縄文時代から古墳時代にかけての埋葬や生活を物語る各種の遺物が発見された。 人骨、土器、木製品のほか貝類、獣骨、魚骨、稲、木片などの自然遺物もある。人骨は十数体分認められ、内の1体は弥生時代後期の土器を伴う仰臥屈葬(ぎょうがくっそう)の男性人骨で、右腕にゴホウラ製貝輪6個を着けていた。ほかに古墳時代のものと考えられる丸木舟で、直接遺該を覆う特殊な埋葬方法も認められ、この洞窟は海上生活者の墓と推定された。国指定史跡。 出土品は県指定になっており、簸川郡大社町の大社町立猪目洞窟遺物包含層出土品収蔵庫に保管されている。
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