オキノウシツキ

観光スポット

隠岐の牛突き

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 牛突きの起源は、承久の変(承久3年・1221)で隠岐へ流刑になった後鳥羽上皇を慰めるために始められたと言われている。以来島民の娯楽として全島で行われて来たが、現在では島後にのみ残っている。
 各所で催される牛突き大会の中で、壇鏡(だんぎょう)神社の八朔祭(はっさくまつ)り(9月1日)に開かれる奉納牛突き大会が最も伝統をもち、年数回の牛突きの決勝大会とも言うべきものである。
 牛突き用の牛は、初め農耕牛を使っていたが、現在は牛突き専用として生後1年ぐらいから訓練し、飼料も特殊なものを与え、丹精して牛突き用の牛に仕立てあげる。いよいよ決戦の日、島内各地から盛装して集まった牛たちが、大勢の観衆に見守られ東西に分かれ、て入場してくると、場内は熱気に包まれる。
 いよいよ本番に入ると、頭取(とうどり)の合図で仕切りに入り、しばらく見合ったのち激しい突き合いが始まる。
 勝敗をにぎる綱取りの男のきびしいかけ声に、鋭く削った角で突き合い、巨体をぶつけ合い血を流しながらの勝負が数十分、時には1時間にも及び、そのスリルと興奮は一方の牛が悲鳴をあげて逃げだした瞬間頂点に達し、勝った牛のまわりには人々が我先にと駆け寄り、争ってその背にとび乗ろうとする。
 隠岐の牛突大会は都万村以外に五箇村でも奉納大会(10月13日)が行われるほか、最近では観光用として西郷町などでも開かれている。しかし農耕に牛を使わなくなった近年、牛を育てる家が減り、牛の出場頭数が少なくなって来ているのは淋しい限りである。

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