薬師湯

地下2ｍ位の岩の間から自然湧出している源泉は、人の手をくわえることなくかけ流しの湯として提供しています。ほぼ空気に触れることなく湯船に注いでおり、新鮮な湯だからこそ『生の温泉』として楽しむことができます。
かけ流し湯温泉ですが、終業後毎日湯船の栓を抜いて掃除をし衛生面と安全と安心を第一に経営をしています。泉質は「ナトリウム・カルシウム－塩化物泉」ですが、美肌に欠かせない炭酸成分やメタケイ酸も豊富に含まれ成分たっぷり。又、中性なので、顔もしっかりと洗えるし、温泉を身体に残したまま上がることを勧めています。浴室の床に付着している溶岩の様な湯の華の固まった様子で温泉の濃さ、質の良さが感じられると言われています。
入浴後は2階のラウンジや屋上のガーデンテラスで寛げます。特に屋上からの景色は文化庁に評価された江戸時代から続く町割りなど、温泉津ならではの独特の眺望が楽しめます。隣接の木造洋館は温泉津に現存する温泉施設として最古で、築100年の大正時代の建築物で薬師湯の旧館です。
「よみがえる建築遺産」に選定されており、現在はお洒落なカフェとして、銀山の歴史にまつわる “温泉津の奉行飯” や、「美肌県しまね」に合わせて開発したお肌に良いと言われる島根県産食材を使用した “美肌ぷれいと”などを 提供しています。　
ヘルスツーリズムを島根に紹介し広めた薬師湯は、美肌観光や現代湯治（新・湯治）も推進していて、温泉や地域資源を活用しながら心身共にリラックス、リフレッシュできる温泉施設として全国各地からのお客様に喜ばれています。

【属する温泉地：温泉津温泉】