2016年07月08日 公開
島根県の松江・出雲エリアにある、無料で楽しめる人気の観光スポットをご紹介します!
庭園から美術館、博物館、パノラマ展望台など「えっ、ここも無料??」と驚きのお得スポットも。
ドライブや旅の途中、気軽に立ち寄れるスポットとしてご利用ください。
山陰合同銀行本店ビルは、高さ75mと島根県内で最も高いビル。最上階の14階は展望フロアとなっており、無料で一般に開放されています。松江市街地や宍道湖が一望のもとに見渡せるパノラマ展望室です。松江城天守閣からの眺めも素晴らしいですが、ここからは宍道湖をより間近に見下ろすことができ、隠れた夕日スポットでもあります。
大正の面影が残る西洋風建築の山陰合同銀行旧北支店が改修され、美術館として生まれ変わりました。内部は二層吹抜けの大空間で、1階には洋画家絹谷幸二氏の「日月双龍飛翔」をメイン作品とする、日本人画家の洋画、2階には松江市出身の版画家平塚運一氏の作品と、平塚氏と影響しあった版画家の作品などを展示しています。
昭和初期に建てられた旧日銀松江支店が、「匠」をテーマにした工芸館にリニューアル。工芸作家のブランドショップや和菓子作りなどの体験教室、レストランも充実しています。重厚な大扉が残る地下の金庫室は、貸展示室として利用されています。幸運のピンクポストも話題です。
松江城二ノ丸に建つ明治建築のレトロな洋館。明治天皇行幸時の御宿所として建設され、明治40年、皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)のご宿泊所としても使用されました。周囲を豊かな装飾で飾る柱を配した優美な造りが特徴です。1階にカフェ「亀田山喫茶室」がオープンしました。
通称「ベタ踏み坂」としてCMで一躍話題に。PCラーメン構造の橋として世界有数の長さを誇り、島根県松江市八束町と鳥取県境港市を結んでいます。島根県側から撮影すると、ほぼ直角の急こう配に見える、とネットで評判だった橋です。橋の最上部からは中海や大山を眺望でき、車を降りてのウォーキングもオススメ。
牡丹と高麗人参の島、大根島は実は火山島。日本で一番低い火山(大塚山/標高42m)の麓に国指定天然記念物「竜渓洞(りゅうけいどう)」があります。洞窟内で火口の様子が確認できる、世界でも稀な熔岩洞窟。暗闇に適応した世界的にも珍しい生き物も生息しています。洞窟内は平均気温が15度なので、夏の避暑スポットとしてもよいかも?!
邪馬台国の卑弥呼が生きた弥生時代、出雲には巨大な王の墓(四隅突出型墳丘墓)が出現しました。巨大なジオラマや貴重な出土品など、古代出雲王国の謎に迫る常設展が無料で見学できます。隣接する野外公園では国指定の「西谷墳墓群」を見ることでき、古代史ファンには興味が尽きません。
旧大社駅は、明治45年の開業から平成2年のJR大社線の廃止まで、出雲大社の玄関口でした。大正ロマンを感じるノスタルジックな駅舎とホームは当時のまま残されています。全国でも珍しい、純日本風の格調ある木造建築で、国の重要文化財に指定されています。
大鳥居の手前にある、道の駅・大社ご縁広場にあります。松江工業高校の生徒が作成した、古代出雲大社の復元模型を中心に、大社町の伝統行事「吉兆神事(吉兆さん)」にまつわる展示、観光情報コーナー、休憩室があります。