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【奉納神楽】秋は石見神楽の本シーズン!

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2024年03月25日 公開

石見神楽の盛んな地、石見地域では秋祭りのシーズンが到来しました。神社での奉納神楽はまさに本物の伝統芸能石見神楽の姿。夜、コオロギの音に紛れ聞こえてくる神楽囃子は、この時期ならではの哀愁を感じさせられます。

石見神楽とは?

日本神話を題材に、独特の哀愁あふれる笛の音、活気溢れる太鼓囃子に合わせて、金糸銀糸を織り込んだ豪華絢爛な衣裳と表情豊かな面を身につけて舞う石見神楽は、島根県西部の石見(いわみ)地方に古くから伝わる伝統芸能です。 昔より地域の娯楽として秋祭り例祭の前夜祭として演じられてきましたが、現在では年間を通じて石見各地で石見神楽を観ることができるようになりました。
その演目は、厳かな雰囲気の中で神様をお迎えする「儀式舞」や古事記や日本書紀を題材にした「能舞」など合わせて約30種類にのぼり、受け継ぐ団体は現在130を超えるほどあります。

石見神楽は、大蛇が火や煙を吹くといったリアルな演出や勧善懲悪といった分かりやすいストーリーが特徴で、初めて観る人にも明快で、自然と目の前で繰り広げられる神話の世界に誘われます。
神楽の根付く地、島根県西部石見地方で、ぜひ迫真の舞を体感してください。

秋が一番盛んな奉納神楽

地域の例祭の前夜祭として奉納されるのが本来の石見神楽の姿。
9月から11月にかけて行われる秋祭りでは、一年間の豊作を祝う例大祭の前夜、夜通し神楽が舞われる地域もあり、大人子ども一緒になり神社の舞座で、毛布に包まったり、大人はお酒を酌み交わしたりしながら特別な祭りの夜を過ごします。地域の祭りを観覧するには一定のマナーはありますが、石見神楽本来のルーツを楽しむことができるのが奉納神楽観賞の醍醐味です。

奉納神楽観賞の手引き【5箇条】

奉納神楽の舞台

神社での奉納神楽は、その場所などで様々だけど、おもにこの様な舞台で舞われます。

主要演目紹介

大蛇(おろち)

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Column

秋は神楽大会もすごい!

秋には石見各地で、神楽大会も開催されるよ。ホール・劇場・体育館など広い会場で行われ、たくさんの団体が出演するよ。神社では見れない演出など盛りだくさん!

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