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鷲原八幡宮

城山の南山麓、津和野川のほとりにある鷲原八幡宮は、初代の津和野城主吉見頼行が鎌倉の鶴岡八幡宮から勧請したものです。嘉慶元年(元中4年、1387)三代直頼の代に現在地に社殿が建てられ、現在の社殿は永禄11年(1568)十一代正頼の時代に改築されたものです。この神社は津和野城の守護神として吉見、坂崎、亀井の歴代城主の崇敬があつかったです。

楼門、拝殿、本殿を一軸上に置き、いずれも丹(に)塗りの社殿は昭和47年(1972)3月、県指定の文化財となりました。

楼門本体は入母屋造り茅葺きで、壮麗な建築であり本殿は三間社流造り、柿(こけら)葺きです。大内文化の影響を受け室町時代の神社建築様式をとどめています。平成23年11月、国の重要文化財に指定されました。

社前の広場は鶴岡八幡宮の馬場を模した流鏑馬(やぶさめ)馬場で、原形を残す貴重なものであり、県指定史跡になっています。現在、境内一帯は鷲原公園として、サクラ、ツツジの名所となっています。社殿の裏山には樹齢約600年の大杉が大空に突立しています。 

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