海風に吹き寄せられた砂丘が隆起し、海岸の谷がせきとめられた堰塞潟湖といわれています。その発生については、長者伝説などが伝わり、多くの謎を秘めています。その名は、竜がわだかまった形に似ていることからつけられました。上の湖(周囲4km、面積8.3ha)と下の湖(周囲2.1km、面積3.5ha)にわかれた淡水湖で、水深は10m以上あります。生息する魚類はコイ、フナ、ウナギ、ナマズなど、植物はジュンサイ、タヌキモなどが既存種ですが、ブラックバスが放たれたため、魚類に変化が見られます。
宝永年間(1704~1711)に高津村の永嶺嘉左衛門が数年にわたる献身的努力によっておよそ200mの暗渠を完成させ、疎水工事をもって美田を潤わせてきました。
周辺の丘陵地は、万葉公園でキャンプ、ハイキングに好適です。付近には三里ヶ浜海岸があります。
住所 | 益田市高津町 |
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お問合せ先 | 益田市観光交流課 TEL:0856-31-0331 |
交通アクセス | 山陰本線益田駅からバス20分、終点蟠竜湖下車 |