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オオヤマジンジャ

大山神社

隠岐の島町布施地区の中心から1kmほどの所にある。神社といっても社殿はなく、鳥居をくぐると御神体である樹齢400年の老杉があるだけで、一山全体が神社として祀られている。

この神社の例祭である「布施の山祭り(島根県無形民俗文化財)」は、4月初丑(うし)の日、山の神の御霊を鎮めるために行われるいわゆる山開きである。

祭礼の前日、若者たちが御神木に巻く大かずらを山から切り出してくると、4m近い大榊を担ぎ村内を練り歩く、これが帯裁(おびた)ちの神事である。

明けて丑の日、この日は帯締(おびじ)めの神事が行われる。昨日の若者たちに村の人々も加わり、一行はまず南谷の大山神社へ向かう。型通りの祭式ののち、若者たちが大かずらを手に御神木の横へ一列に並ぶ。大太鼓にあわせて木遣りを歌いながら大かずらをゆすり、気合いのそろったところでかけ声もろとも一気に神木に7巻き半巻きつける。そして最後に巻き上げたかずらに男の子を持つ村人が小さな幟を奉納する。このあと中谷の大山神社、村の荒神様でも帯締めをして大山神社の祭礼が終わる。

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