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アマチョウゴトバインシリョウカン

海士町後鳥羽院資料館

隠岐神社の前に昭和55年(1980)10月完成した。平屋建て343㎡で、付近の老松とマッチした銅板葺きの屋根、採光に工夫をこらした外壁など、和洋折衷のモダンな建物。展示品は、後鳥羽天皇にちなむ品々で隠岐神社の宝物である。来国光(らいくにみつ)の太刀(県文化財)は、長さ67cm、反り1.9cmで、弘化(1844~1847)のころ松江藩九代藩主松平斎貴(なりたけ)が宮中参内のおりに賜った仁孝天皇御佩用の品で、昭和13年(1938)松平直亮(なおあき)から奉納されたものである。新作刀16振のうち10振は、愛刀家で鑑識眼も高かった天皇のために、700年祭にあたって、刀匠たちが奉納したものである。このほか御紋蒔絵御台子皆具(おだいすかいぐ)一式、献詠和歌集「さよちどり」などが陳列されている。隣接の別館には民具資料約300点が展示され、また、土産物店もある。

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