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ケゾウジ

華蔵寺

標高456mの枕木山頂にある。臨済宗南禅寺派の古刹で山号は龍翔山(りゅうしょうざん)。天長2年(825)智元上人の開山と伝える天台宗寺院であったが、鎌倉末期に、霊峰慧剣(れいほうえけん)(聖一派:しょういちは)が禅寺として復興し、室町期にはこの地方の名刹として、諸山に列位されるほど、隆盛を極めた。その後兵火に遭い、衰退した。しかし慶長12年(1607)堀尾吉晴が松江城を築城する際、枕木山が鬼門に当たるところから祈願寺とし、松平直政が明暦3年(1657)済遍(さいへん)を招いて中興した。薬師堂に安置される薬師如来坐像は平安末期の作で、国の重要文化財。また、境内のお成り門(楼門)は江戸時代中ごろの建造で県指定文化財。頂上付近までドライブウェイがあり、展望台からは中海、宍道湖や大山の眺望がすばらしい。そして気象条件がよければ隠岐島までも遠望できる。

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