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カミアリマツリ(オイミマツリ)

神在祭(お忌祭り)

 佐太神社の例祭のうち、御座替(ござがえ)神事と並んで有名なお祭りです。神在祭(かみありさい)ともいい、かつては陰暦10月、今は陽暦の11月20日から25日まで行われています。神無月は、出雲では神在月で、全国の神々が出雲に集まるとされています。
 20日の神迎えの日になると、境内の周囲に、注連縄・土弊(つちべい)をめぐらし、人を近づけさせないようにします。
 25日の神送りは、神等去出(からさで)といい、夜になると斎主が神籬(ひもろぎ)をささげ、大勢の神官がこれにしたがって同神社裏手の乾(いぬい)の方角、神ノ目(かんのめ)山に登って神送りします。かつては秋鹿の神名火(かんなび)山である朝日山まで送ったといわれています。
 お忌祭りとは、もとは毎年秋の収穫にあたって、神名火山から天降(あも)ります神霊を、神戸(かんべ)の里で待ちうける、忌籠り(いみごもり)の儀礼でした。出雲の各地では日時は異なりますが、旧10月になるとお忌祭りが催されます。このなかで佐大のお忌祭りは、そうした本格的な要素を最もよく残しているといわれています。
 この祭りのころは、「お忌さん荒れ」といって、きまって海が荒れます。その荒れで、島根半島海岸に打ちあげられる龍蛇(りゅうじゃ)を、神社に奉納します。この龍蛇は、近年南方産のセグロウミヘビであることがわかりましたが、これが人々に一層の神秘性を感じさせ、龍蛇は竜宮の使いであるとし、いまでも諸々の災厄をのぞく霊物として信仰されています。

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