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ミネジ

峯寺

神々の里出雲から斐伊川をさかのぼり、雲南地方の入り口辺りから支流となる三刀屋川に沿ってしばらく行くと、右手山腹の幽遂の霊地にたたずんでいるのが、峯寺である。

山麓より徒歩で約30分、急坂をたどり、中程にある旧仁王門をくぐり、九十九段の石段を登れば、大自然の霊気に触れることができる。(車で境内まであがることもできる)

中世、毛利、尼子の尊崇を受け、42坊の寺観を誇った面影は、江戸末期に建てられた本堂を中心とした伽藍坊舎のたたずまい、霊仏、庭園などから偲ぶことができる。

書院から眺める庭園は、松江藩第7代藩主、松平不昧公ゆかりの雲州流名園。借景となっている山は出雲國風土記にも記されている伊我山であり、古代神々の降臨の山と尊ばれている。主峰の弥山は標高約300メートル。雲南市街はもちろんのこと、大社方面の日本海・宍道湖、遠くは三瓶山や大山まで望むこともできる。

1300年の法灯を今に伝え、毎年4月15日には奥出雲に春を呼ぶ「花の法要・火祭り柴燈大護摩供養」を厳修。山伏行列の後、10,000本の護摩木に込められた願いを山伏修験者等によって祈祷される。

また、四季折々の食材を使った精進料理は、お寺ならではのおもてなしの心とともに、他にはないものを味わうことができる。

大自然に囲まれた古刹でのひとときは、俗世の煩わしさを忘れ、心癒される時間を過ごすことができる。

四季折々の食材をいかした精進料理を、古刹の庭園を眺めながらいただくことができる。吉野葛を使ったこだわりの胡麻豆腐。豆腐の滑らかさを味わうことのできる白和え。涼しい時は山芋を使った蒸し物「峯寺蒸し」、暑い夏は豆乳やオクラを使った冷やしもの「緑陰」。椀盛には、名物山伏豆腐を使った料理の他、冬は大根餅、春は玉ねぎの葛寄せなどの、食材をいかした珍しい料理を提供している。要予約。5名より予約可能。3,000円から(税別)。要予約

お抹茶はいつでも提供しております(300円)。

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