島根大学の裏手にある夢ケ丘住宅団地内にある古墳時代中期の古墳群で、もとは11基ほどの古墳があったが、現在は1号墳から5号墳までの5基が残っている。方墳と前方後方墳からなる古墳群である。
なかでも1号墳は全長36mの前方後方墳で、主体部の内部構造は割石積みの竪穴式石室である。この石室からは鏡、玉類、直刀、須恵器が出土している。須恵器は山陰地方の須恵器のなかでは最も古い形式に属するもので、器台(きだい)、鈴付高坏(すずつきたかつき)、異形連管小壺(いけいれんかんこつぼ)などは類例も少なく、古墳に葬られた人の性格(シヤーマン)を示しているとも考えられる。国指定史跡。
住所 | 松江市西川津町 |
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お問合せ先 | 松江市文化財課 TEL:0852-55-5523 |
交通アクセス | JR松江駅からバス20分、西川津町下車徒歩10分 松江だんだん道路川津ICから約2km |
関連サイト | 松江市役所公式サイト |