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世界遺産・石見銀山★往時の歴史を感じるコース

所要時間:1日
移動手段:公共交通機関・徒歩

石見銀山に来たなら、ぜひ寄っていただきたいスポットをまとめたコースです。

織田信長やフランシスコ・ザビエルなども魅了したといわれる、世界遺産・石見銀山。
また、石見銀山は、唯一常時公開されている「龍源寺間歩」や鉱山史跡がある「銀山エリア」と、往時の町並みが目の前に広がる「大森エリア」があり、見学エリアは広範囲!!
移動手段は、徒歩やレンタサイクルがあり、時間によってご利用ください。
石見銀山ガイドの会の「ワンコインガイド」もおすすめ!!
ぜひ、そちらもご利用くださいね。
石見銀山に関する最新情報は、大田市観光協会HPをご覧ください。

◆全行程
石見銀山世界遺産センター → 龍源寺間歩 → Cafe住留 → 熊谷家住宅 → 石見銀山資料館 → 城上神社 → 羅漢寺 五百羅漢

START

JR山陰本線 大田市駅

バスで約30分

01

石見銀山世界遺産センター

世界遺産・石見銀山のすごさが楽しくわかる

世界遺産・石見銀山散策スタートはまずここからがおすすめです。
石見銀山の歴史や世界とのつながり、鉱山や町の人々の暮らしなどを豊富な展示やVRで紹介しています。また大久保間歩坑内の一部再現や、エントランスには遺跡全体を見ることができるジオラマ(模型)もあります。銀採掘や精錬など当時最先端の技術を利用していたこと、よそでは見られない環境と共存しながら開発していたことなどを学べば、なるほどさすが世界遺産!と納得です。
現地を訪れる前にここで予習して行けば、石見銀山の魅力や価値の理解が倍増します。町並みや遺跡などを見る目が変わること間違いなしです。

 

 雨でも楽しめるスポット]

住所 島根県大田市大森町イ1597番地3
電話番号 0854-89-0183
サイト 石見銀山世界遺産センター 公式ホームページ
営業時間 8時30分~17時30分(有料展示室は16時30分最終受付) ※3月~11月は30分延長

バスで約5分「大森」下車、徒歩約40分

02

龍源寺間歩(石見銀山)

世界遺産・石見銀山で唯一常時見学できる坑道

間歩とは鉱山の掘り口のことで、龍源寺間歩は世界遺産・石見銀山遺跡の中で唯一、常時公開されている坑道です。中は冬あたたかく夏はひんやりとしています。壁面には当時ノミで掘り進んだ跡がそのまま残っており、また排水のため垂直に100mも掘られた竪坑も見ることができ、石見銀山絵巻等の展示もあるなど、当時の石見銀山の姿を体感できる場所です。
龍源寺間歩は江戸時代中頃に開発されたもので、長さは600mに及びます。大久保間歩に次ぐ大坑道で、良質の銀鉱石が多く掘り出されました。閉山したのは昭和18年といわれ、約230年もの間、間歩の開発が行われました。石見銀山遺跡は、2007年に鉱山遺跡としてはアジアで初の世界遺産に登録されました。

 

出雲市から車で1時間「世界遺産・石見銀山」へ!

【おすすめ記事】

住所 島根県大田市大森町ニ183
電話番号 0854-82-1600
サイト 大田市公式サイト
営業時間 3/1~11/30  9:00~17:00 12/1~2/28  9:00~16:00 ※最終入場10分前

徒歩約25分

03

Cafe住留

築100年の古民家の趣を残す外観から、1歩店内に入るとモダンな雰囲気に包まれるCafe住留。
おすすめは、しまね和牛のすじ肉と地元産の玉ねぎをじっくり煮込んだ「牛すじトロトロハヤシ」!
名前のとおり、牛すじがおどろくほどトロトロです!
地元の野菜を使うことにこだわり、ハヤシ以外にも限定10食のランチメニューも野菜の甘みを感じることができます。
石見銀山の雰囲気が大好きと言われる店長さん。ぜひ、美味しい食事と一緒に銀山の魅力なども聞いてみては♪

住所 島根県大田市大森町ハ206
電話番号 0854-89-0866
営業時間 11:00~夕暮れ時

徒歩約10分

04

重要文化財 熊谷家住宅

銀山経営などで栄えた、石見銀山で最大の商家

享和元年(1801)建築の熊谷家住宅は平成10年に重要文化財に指定されました。主屋と5棟の土蔵は5年かけて保存修理され、幕末~明治初年の姿に復元されました。
江戸幕府直轄領であった石見銀山御領における役職を示した主屋の平面構成や、時代による推移を示した屋敷構え等に特徴があり、江戸時代後期から末期にかけての有力商人の身分や生活の変遷を最もよく示す民家です。
石見銀山で栄えた最も有力な商家です。

<国・県指定別>国
<指定年月日>平成10年5月1日

熊谷家は鉱山業や酒造業とともに、代官所の掛屋・郷宿・御用達、大森町の町年寄を務めるなど
石見銀山御領で最も有力な商家でした。
屋敷は寛政12年(1800)の大火後に再建されたもので、平成10年に重要文化財に指定されたのち、5カ年かけて保存修理工事を行いました。
漆喰塗りの土塀で囲まれた敷地内には、主屋と5棟の蔵が立ち並びます。店暖簾をくぐり土間に足を踏み入れると、太い松の梁組や欅の大黒柱、杉の一枚戸など220年の時を刻んできた静穏な空気が流れます。季節ごとのしつらいや家財道具の展示など、当時の有力商人のくらしぶりを伝えるとともに、文化財を活用した様々な催しも行っています。

*重要文化財(国指定、平成10年5月1日)
*「石見銀山遺跡とその文化的景観」の資産として、ユネスコの世界文化遺産に登録(平成19年7月2日)

住所 大田市大森町ハ63
電話番号 0854-89-9003
サイト 石見銀山の重要文化財 熊谷家住宅
営業時間 9:30~17:00

徒歩約1分

05

いも代官ミュージアム(石見銀山資料館)

銀山の歴史を資料で紐解き当時を知る

石見銀山に伝わる歴史資料、鉱山資料、鉱物標本など約300点を展示。
江戸時代、石見銀山を治めた大森代官所の跡に、適摩郡役所が建てられ、昭和51年(1976年)より資料館として公開。

<建造年月日>明治35年(1902年)

 

 雨でも楽しめるスポット]

住所 大田市大森町ハ51-1
電話番号 0854-89-0846
サイト いも代官ミュージアム 公式サイト
営業時間 9:30~17:00

徒歩約1分

06

城上神社

出雲大社と同じ大国主命が主祭神。見どころは、鏡天井に描かれた「鳴き龍」。真下で手を打つと不思議な音が鳴ります。

社伝によると、永享6年(1434)、大内氏が邇摩郡馬路高山(まじたかやま)から大森町の愛宕(あたご)山へ遷座し、天正5年(1577)毛利氏が現在地に遷座、造営したといいます。「救旱攘疫(きゅうかんじょうえき)の神徳顕(あきら)かなり」といわれ、大森の氏神です。現在の社殿は文化9年(1812)に再建されたものです。

拝殿(県文化財)は唐、和様の二重向拝(ごはい)で、屋根が重層で入母屋造りという特色ある様式です。拝殿の格天井(ごうてんじょう)には三瓶山麓の絵師梶谷円隣斎守休(えんりんさいもりやす)により、極彩色の鳴き竜が描かれています。また格天井の格間には、当時建設に関与した銀山や大森町の役人たちの家紋が描かれていて興味深いです。

住所 大田市大森町イ1477
電話番号 0854-88-9950

徒歩約15分

07

羅漢寺 五百羅漢

石室山羅漢寺は川をはさんで、崖をうがってつくられた石窟と向かいあっています。これは宝暦年間(1751~1764)に、大森観世音寺住職月海浄印(げっかい)と銀山地役人中山賀光(ひろみつ)が中心となって建造したものです。明和元年(1764)完成しました。石窟は3室あり、一部崩壊した中央の石窟には釈迦、文殊、普賢の3仏、左右の石窟には石窟羅漢座像501体(左251体、右250体)が安置されています。県指定文化財です。
羅漢とは仏道修業僧の最高段階の称で、江戸中期からは、死者の霊をとむらうために像をつくるようになりました。像の銘によると、寄進者は地元の銀山周辺や石見を始め、出雲や遠く江戸にまで及んでいます。作者は温泉津福光(ゆのつふくみつ)の石工坪内平七(つぼうちへいしち)ら数名で、42~46cmの大きさの像はきれいに着色されています。
石窟の左手には御三卿田安(たやす)家寄進の宝篋印塔が建ち、前を流れる川には三つの石造りの太鼓橋が架けられており、これらも羅漢座像と共に県の文化財指定をうけています。
羅漢寺には参拝者が絶えることがないです。それは、ここの羅漢像がそれぞれ個性的な表情をしており、亡くした身内によく似た羅漢さんが必ずいるといわれているからです。

住所 大田市大森町イ804
電話番号 0854-89-0005
サイト 羅漢寺公式サイト
営業時間 9:00~17:00

GOAL

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