鹿島（かしま）
初代天皇誕生の基となる、天孫降臨の前段の神楽で別名「国譲り」とも言う。神対神の力比べで国を譲るか譲らないかを決める神楽で、客席の子どもなども担ぎ上げられる事もある楽しい演目。
鹿島とは
経津主命と武甕槌命の神舞い
大国主命に天津神に国を譲るよう談判
大国主命の第二の王子、建御名方命が国を譲ることを認めず、力比べを挑む
経津主命と建御名方命の力比べ
建御名方命は敗れ、降参する
大国主命（おおくにぬしのみこと）の国譲りを題材とした神楽です。経津主命（ふつぬしのみこと）、武甕槌命（たけづちのみこと）が、大国主命に出雲の国を譲る様に談判します。 大国主命は、自分の２人の息子の承諾を得るようにと言い、第一の王子、事代主命（ことしろぬしのみこと）は承諾しますが、第二の王子、建御名方命（たけみなかたのみこと）は承諾せず、経津主命と決戦となるがあえなく敗れて降参し、国を譲ります。
動画で見る鹿島
鹿島の相関図
神楽団体により、登場人物など多少異なる場合がございます。
4コママンガで見る鹿島
神楽団体により、異なる場合がございます。
Column
鹿島まめ知識
力比べに負けた建御名方命は逃げだし、長野県の諏訪湖まで追い詰められて降参しました。なので建御名方命は諏訪神社に祭られることになったそうです。（石見神楽では、終盤に客席に紛れ込む表現で、遠くまで逃げることを表しています）
その他の演目
